レナーズ/LEONARD'S BAKERY

レナーズ/LEONARD'S BAKERY

1日1000個を売る「マラサダ」のルーツとは?

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ワイキキビーチから北側に伸びるカパフル通りを北へ進むと右側にレトロな看板が見えてくる「レナーズ・ベーカリー」。ワイキキから車で10分程度の場所にあり、アクセスも良いことから観光客にもファンが多い。

1日1000個以上も売れるというハワイの定番スイーツ「マラサダ」で大人気の老舗店だ。もともとはポルトガル発祥のおやつだった「マラサダ」は、「レナーズ・ベーカリー」の創業者であるレオナルド・レゴ氏によってハワイで広められた。彼の祖父母は、1882年にポルトガルからマウイ島にサトウキビ畑の契約労働者としてやってきた移民。その後誕生したレゴ氏は31歳でオアフ島へと移り住みベーカリーで修業。そして1952年の37歳のときに、いまと同じ場所で「レナーズ・ベーカリー」を創業した。

母の助言からハワイ版「マラサダ」が誕生!

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パンに対してのレゴ氏の情熱は並々ならぬものがあり、地元民の間で瞬く間にクチコミで広がっていき、間もなく店は大繁盛。店の営業で忙しく過ごしていたある日、ポルトガルで生活をしていた経験のある母親から「マラサダ」を販売してみてはどうか、という提案を受けた。「民族的な食べ物をハワイの人々が受け入れるのだろうか」という不安を抱えながらもテスト販売。

常連客の多くが大変気に入り、発売当初から一気にトップメニューとなった。それから今もなお、店の看板商品としてメニュー表にラインナップされている。当時と変わらぬ味を貫いており、多くのリピーターを抱えている「マラサダ」は、揚げたてでフワフワとした柔らかさと表面のサクサクした食感が特徴。甘いものが苦手な人でもクセになるおいしさだ。

レナーズ/LEONARD'S BAKERY

時代を経て生まれたアレンジメニューも大好評!

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グラニュー糖をまぶした「オリジナル」のほかに、シナモンシュガーの「シナモン」や梅の粉を使った「リーヒン」を販売。「マラサダパフ」と呼ばれているクリーム入りのメニュー$1.35~も好評で、カスタードやドバーシュ(チョコレート)、ハウピアのほか、月替わりのメニュー「フレーバー・オブ・ザ・マンス」の4種類を常時販売。

リーズナブルな価格なので、全種類を購入してお気に入りを見つける人も多いという。オリジナルグッズも展開しており、ぬいぐるみやTシャツ、バッグなどここでしか手に入らないレアアイテムなので、おみやげにも最適だ。店はローカルや各国からの観光客で常に混雑。どの時間に行っても行列に並ぶことになるが朝食時は特に長い行列ができるので、その時間帯は避けて訪れるのがベターだ。一度食べたらやみつきになること間違いなしの、ハワイならではの揚げパンをぜひ!

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レナーズ/LEONARD'S BAKERY

住所:
933 kapahulu Ave. ,Honolulu
電話番号:
808-737-5591
営業時間:
5:30〜22:00(金・土曜〜23:00)
定休日:
年中無休
対応カード:
不可
URL:
http://www.leonardshawaii.com/

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