“コーヒーアイランド”ハワイでおいしいコーヒーを味わいたい人に贈るコーヒーショッフ゜5店

“コーヒーアイランド”ハワイでおいしいコーヒーを味わいたい人に贈るコーヒーショッフ゜5店

「ハワイといえばコーヒー」というイメージを持つ人は少ないかもしれないが、実はハワイは世界有数のコーヒー大国。「コーヒーアイランド」と呼ばれており、約10種類のコーヒーが栽培されている。

中でも爽やかな酸味と甘い香りが世界的にも人気の「コナ・コーヒー」は、ハワイ島コナのみで生産されており100年以上の歴史があるコーヒー豆。
収穫は機械を使わず手間をかけ全て手作業で行っているため「コナ・コーヒー」の年間生産量は、全体量のわずか1%にも満たないのだとか。
また、その高い品質を維持するためハワイ州政府が厳密な品質管理を行っているので、日本だけでなく世界各国で比較的高価な値段で販売されている。
そのため、おいしいのは知っているが、頼むのに躊躇してしまう…なんて人も多いのでは?

しかしその「コナ・コーヒー」や、さらには希少さ故に市場には滅多に出回らない”幻のコーヒー”と呼ばれる「ピーベリー(Peaberry)」などのハワイアンコーヒーが日本のおよそ半額でいただけてしまうのは原産国のハワイだからこそ。
そんなハワイアンコーヒーをぜひ味わってほしい。

今回はコーヒー好きの人のためのコーヒーがおいしいハワイのコーヒーショップをご紹介。
ロコに紛れて優雅なブレイクタイムを楽しもう。

Island vintage Coffee/アイランド・ヴィンテージ・コーヒー

カメハメハ大王がコーヒーを飲んでいる姿がモチーフのハワイらしいロゴマークで有名な「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」。
アサイーボウルで有名なカフェとしてもよく知られているが、今回はコーヒーを紹介したい。

「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」は、コナ・コーヒーだけでなく、数年前から品評会で数々の賞を取りコーヒー好きの間では話題のカウ・コーヒーを100%使用する正真正銘のハワイアンコーヒーショップだ。
カウ・コーヒーは、コナ・コーヒーの産地マウナ・ロア西側コナ地区の反対、東側のカウ地区で栽培されているコーヒーで、マイルドな口当たりとフルーティーな香りが人気なのだそう。
そんな希少なコーヒーをベースに使用したフラペチーノや、ハンドドリップのコーヒーやエスプレッソも味わえるのだ。

ISLAND VINTAGE COFFEE/アイランド・ヴィンテージ・コーヒー

15時まで限定でハワイ産オーガニック食材をふんだんに取り入れたフードメニューも用意しているので、こちらもぜひご堪能いただきたい。
店内にはコーヒーだけでなく、おみやげにピッタリなタンブラーやエコバッグ、グラノーラなどの商品も販売しているので要チェック。
ISLAND VINTAGE COFFEE/アイランド・ヴィンテージ・コーヒー


Island vintage Coffee/アイランド・ヴィンテージ・コーヒー

住所: 2301 Kalakaua Ave, Honolulu ロイヤル・ハワイアン・センターC館2階
電話番号:808-926-5662
営業時間:6:00~23:00(Food  ~15:00)
定休日:無休


Royal Kona Coffee Museum&Coffee Mill/ロイヤル・コナコーヒー・ミュージアム&コーヒーミル

「ロイヤル・コナコーヒー・ミュージアム&コーヒーミル」はハワイ島コナのキャプテン・クックという街にあるコーヒーショップ兼ミュージアム。定番のコナ・コーヒーはもちろん、コーヒー豆をチョコレートで包んだお菓子やオリジナルマグカップ、ハワイのお土産などが販売されている。
コーヒー豆の種類が豊富にありすぎて選べないという方のために、ロイヤル・コナとライオン・コーヒーを無料で約10種類程飲み比べることのできる試飲コーナーが常時用意されているのもうれしい。
自分の直感で選ぶのも楽しいが、試飲して本当に気に入ったコーヒーを選べるのが「ロイヤル・コナコーヒー・ミュージアム&コーヒーミル」の魅力。
時間をかけて選んだそのコーヒー豆は特別なものになるだろう。

また店内には小さいながらミュージアムスペースがあり、歴代コナ・コーヒー・クイーンの写真や毎年11月に開催されているコナ・コーヒー・フェスティバルの歩み、ハワイのコーヒー農園を築いてきた日系移民の歴史などが写真で紹介されておりこちらも見ごたえ十分。
コーヒー好きの人にはぜひ見学していただきたい。

ROYAL KONA COFFEE MUSEUM&COFFEE MILL/ロイヤル・コナコーヒー・ミュージアム&コーヒーミル


Royal Kona Coffee Museum&Coffee Mill/ロイヤル・コナコーヒー・ミュージアム&コーヒーミル

住所:83-5427 Mamalahoa Hwy.
電話番号: 808-328-2511
営業時間:8:00~17:00
定休日:無休


Coffee Gallery/コーヒーギャラリー

「コーヒーギャラリー」は、古い町並みが残るハレイワタウンにある行列ができるコーヒー専門店。
地元ワイアルア産やハワイ島コナ産などのハワイアン・コーヒーをはじめ、世界から厳選されたコーヒー豆を常時20種類以上ストックしている。
店内でオーナーが焙煎する豆は新鮮で、オーダーする度にその場で挽いてくれるのでコーヒーのいい香りが店中に広がる。コーヒー好きにはたまらない空間だ。

店内にはコーヒーだけでなく、店名でもある「コーヒーギャラリー」や「カフェイン」という文字が印刷されたおしゃれなマグカップやTシャツなどのオリジナルグッズも充実していて、家族や友達へのおみやげ探しにもおすすめ。
こだわりのコーヒーを使ったドリンクや手作りケーキ、軽食なども味わえるので、ハレイワ散策で疲れた時にひと休みするのもいいかもしれない。

COFFEE GALLERY/コーヒーギャラリー

 


Coffee Gallery/コーヒーギャラリー

住所:66-250 Kamehameha Hwy. Haleiwa, HI 96712
電話番号:808-637-5355
営業時間:6:30〜20:00
定休日: 無休


ARS CAFÉ/アース・カフェ

「アース・カフェ」は、グルメの新名所として注目されているモンサラット通りに2016年4月にオープンした、本格的なコーヒーとサンドウィッチが楽しめるカフェ。オリジナルのジェラートもあり、こだわりの豆で淹れたエスプレッソをかけていただく「アフォガート」にすることもできるのでそちらもおすすめ。

スタイリッシュな黒い壁に白いイラストが描かれた外観はモダンでヒッピーな、これまでのハワイのカフェとは一線を画したおしゃれな雰囲気。
マネージャーのローランドさんが淹れてくれるコーヒーはいつもおいしいとロコにも好評なのだとか。

ARS CAFÉ/アース・カフェ

中でも一番人気はフォトジェニックなかわいらしいラテアートが素敵な、こだわりのエスプレッソとふわふわのフォームドミルクで作る「カフェラテ」。
それに加えて野菜たっぷりボリューミーでカラフルなサンドウィッチも一緒に食べればハッピーになること間違いなし!

また、日本人インテリアデザインチームが手掛けたヴィンテージ感溢れるインテリアにも注目したい。
店内奥にはローカルアーティストが手がけるギャラリーも併設しており、おいしいコーヒーを飲みながら真っ白な壁にセンスよく飾られたおしゃれなアートを楽しむこともできる。
もちろん気に入ったアートは購入することが可能。コーヒー好き、アート好きの人にはうってつけのカフェではないだろうか。

ARS CAFÉ/アース・カフェ


ARS CAFÉ/アース・カフェ

住所:3114 Monsarrat Ave.
電話:808-931-6105
営業時間:6:30~19:00(金・土~21:00、日7:00~)
定休日:無休


 

【Coffee Talk/コーヒー・トーク】

「コーヒー・トーク」は、ワイアラエ通りのゆるやかな丘の上で20年以上営業を続けるコーヒーショップ。
店内は大きな絵やコーヒーの麻袋などが壁一面に飾られており、電話をする女性のイラストが目印のアメリカンな雰囲気のお店。
天井から下がっているたくさんのペンダントライトもおしゃれだ。
このお店は、ローカルの情報誌「ホノルル・マガジン」のレストラン賞「批評家が選ぶベスト・コーヒーバー」部門を受賞したこともある名店だ。
カイムキの中心に位置しており、早朝から閉店時間まで常連のロコ達で賑わっている。
最近では「テラスハウス ALOHA STATE」という有名なバラエティ番組で取り上げられたことから、日本人観光客も多くなってきているのだとか。

地元で採れた豆を使って丁寧に淹れたコーヒーを中心に、サンドイッチやベーグル、アサイーなどといった軽食もいただけるので、朝食や3時のブレイクタイムにおすすめ。
個室もあるので、一人でふらっと立ち寄ってゆっくりコーヒーを味わうのもよさそうだ。


Coffee Talk/コーヒー・トーク

住所:3601 Waialae Avenue, Honolulu, HI 96816
電話番号:808-737-7444
営業時間:6時00分~18時00分
定休日:祝日


 

日本ではなかなか手が出せないハワイアンコーヒーが手軽にいただけるハワイのコーヒーショップ。
コーヒーアイランド・ハワイに行ったのなら滞在中はハワイアンコーヒーを楽しまないともったいない。
コーヒ豆は基本的にどのお店でもホールビーンズで購入可能なので、せっかくのハワイアンコーヒーを酸化させたくない人はホールビーンズを購入し、自分のグライダーで1杯分ずつ挽いて淹れるのがおすすめだ。

朝起きたらまずはコーヒーショップとベーカリーを探して、淹れたてのコーヒーと焼きたてのパンを一緒に味わってみるのはいかがだろう? きっと優雅でハッピーなひとときを過ごせるはずだ。

 

 

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