第2回ハワイでの病院選びについて
1月 15th, 2013 lani2admin前回ハワイ出産のメリットについて書いたので、
今回はアメリカの医療システムの違いや病院選びについて書きたいと思います。
まず、通常みなさんが病院を探す時は
自宅から近い病院や評判のいい病院を選ぶと思いますが、
アメリカではなんと主治医の先生を探す事から始めます。
たくさんの医者の中から主治医を決めるなんて大変だと思うでしょうが、
アメリカではホームドクター(「かかりつけのお医者さん」)が専門医を紹介してくれるのです。
そして診察は専門医のオフィスで行われ、
手術や入院が必要な際に専門医が契約する病院に行くという
日本とは全く異なる医療システムになっているのです。
もちろん私はホームドクターがいないため自分で主治医を探さなければならず、
その上今回は産婦人科医に加え、産まれた赤ちゃんを診る小児科医の2人を探さなければなりませんでした。
7割ほどはネットを使って多くの情報を収集することができますが、
やはり最終的な決め手となる信頼できる医者であるのか?
安心して出産できる、設備もしっかりした病院なのか?
など細かい情報はハワイに精通されている方からお話をうかがい最終決断をしました。
医者を決めたら次は医者のオフィスへ連絡して予約(アポイントメント)を取ります。
私は幸運な事にハワイ在住の知人が予約して下さったのですが、
日本から国際電話で連絡をしても、5分~10分ほどで予約できるので
ビックリするほどの通話料にはならないと思います。
ちなみにオフィスへ連絡すると予約の日時に加え、どの医者に診てもらいたいのか?
保険はあるか?などの質問があり、受付の方が予約を取ってくれますよ。
次に私はハワイ出産をより現実的なものにさせるため、
安定期に入った妊娠5か月目に主人と一緒にハワイへ渡航しました。
私の産婦人科医の先生のオフィスは、オアフ島で1、2を争う有名な病院で、
出産するときと同じ病院内にあったので、実際に院内を歩いて施設の衛生面や交通の便を確認することができました。
出産前後でどのような生活をしたいのかもイメージを膨らませられる時間でしたね。
(ハワイでの生活の様子は改めて詳しくレポートしますね)
目標実現に向けて大きな一歩を歩むことができました。
帰国してからは日本の主治医の先生に
ハワイに渡航する際に持っていく検査結果の英文書類を用意していただくよう依頼しました。
予め伝えておくことで、日本の主治医の先生も海外出産を意識したスケジュールで検査・診察してくださり、
また多くの患者の中でも顔を覚えていただくことができたのは嬉しかったですね。
次回はいよいよ出発から出産準備までのスケジュールについて書きたいと思います。