2月 15th, 2013 lani2admin
前回、妊娠5ヶ月の時の事前下見としてハワイに渡航したことに触れたので
もう少し詳しく書きますね。

この時の目的は、“事前にハワイの生活をイメージする”ために実際にハワイへ渡航してみること。
出産するとなれば数ヶ月間の生活を不自由なく快適に過ごせるのか、
ハワイの出産スタイルは自分の希望に合っているのか、安全なのかを実際に確かめたかったのです。
渡航すると決めてまず初めにした事は飛行機の予約です。
妊婦が飛行機に乗れる時期は各航空会社によって異なりますが、
私が搭乗した日本航空では妊娠36週以降に搭乗する際は医師の同意書や診断書を持参する必要がありました。
また、出産予定日が14日以内の場合は医師の同伴が求められていますので注意してくださいね!
そして、予約する際は下記の理由で足元の広いスクリーン前の座席を予約することをオススメします。
1.足がのばせるのでエコノミー症候群を防ぎやすい。
2.大きいお腹でも広々としていて身動きがとりやすく、お手洗いにもすぐ行ける。
妊婦は血液で栄養や酸素を胎児に送っているので、
特にエコノミー症候群による血栓を作らないように気をつける必要があります。
そのためには水をたくさん摂取して、足や体を動かさなければなりません。
したがって水を摂取すると当然お手洗いも近くなる(ただでさえ赤ちゃんが膀胱を押しているので
トイレは近いですよね・笑)ので、お食事やドリンクサービス中でもさっとお手洗いに行けるスクリーン前の席は必須です。
ちなみにスクリーン前の座席は小さいお子様連れの方や妊婦さん、車いすなどを必要とされる方を優先するので
電話での予約になります。渡航ギリギリで予約すると希望の席が取れない
(特にホノルル便は家族連れが多いので、スクリーン前の座席は人気がある)ので注意してくださいね!

帰りのフライトは赤ちゃんと帰国するので、“バシネット”という赤ちゃん専用のベッドを予約しました。
出発前は当然ですが、まだ赤ちゃんはいません(^-^)ので、出産後に赤ちゃんの名前が決まって
(出生証明を提出して)からすぐに電話で座席を押さえてもらいました。
滞在先は家具や調理器具など生活用品がフルセット揃っているコンドミニアムにしました。
ハワイには借主と貸主が直接交渉できるクレイグスリストという掲示板などもありますが、
やはり“安心と安全”第一で、信頼をおける不動産会社に仲介していただきました。
次回はコンドミニアムを選ぶポイントについて書きますね。
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1月 15th, 2013 lani2admin
前回ハワイ出産のメリットについて書いたので、
今回はアメリカの医療システムの違いや病院選びについて書きたいと思います。

まず、通常みなさんが病院を探す時は
自宅から近い病院や評判のいい病院を選ぶと思いますが、
アメリカではなんと主治医の先生を探す事から始めます。
たくさんの医者の中から主治医を決めるなんて大変だと思うでしょうが、
アメリカではホームドクター(「かかりつけのお医者さん」)が専門医を紹介してくれるのです。
そして診察は専門医のオフィスで行われ、
手術や入院が必要な際に専門医が契約する病院に行くという
日本とは全く異なる医療システムになっているのです。
もちろん私はホームドクターがいないため自分で主治医を探さなければならず、
その上今回は産婦人科医に加え、産まれた赤ちゃんを診る小児科医の2人を探さなければなりませんでした。
7割ほどはネットを使って多くの情報を収集することができますが、
やはり最終的な決め手となる信頼できる医者であるのか?
安心して出産できる、設備もしっかりした病院なのか?
など細かい情報はハワイに精通されている方からお話をうかがい最終決断をしました。

医者を決めたら次は医者のオフィスへ連絡して予約(アポイントメント)を取ります。
私は幸運な事にハワイ在住の知人が予約して下さったのですが、
日本から国際電話で連絡をしても、5分~10分ほどで予約できるので
ビックリするほどの通話料にはならないと思います。
ちなみにオフィスへ連絡すると予約の日時に加え、どの医者に診てもらいたいのか?
保険はあるか?などの質問があり、受付の方が予約を取ってくれますよ。
次に私はハワイ出産をより現実的なものにさせるため、
安定期に入った妊娠5か月目に主人と一緒にハワイへ渡航しました。
私の産婦人科医の先生のオフィスは、オアフ島で1、2を争う有名な病院で、
出産するときと同じ病院内にあったので、実際に院内を歩いて施設の衛生面や交通の便を確認することができました。
出産前後でどのような生活をしたいのかもイメージを膨らませられる時間でしたね。
(ハワイでの生活の様子は改めて詳しくレポートしますね)
目標実現に向けて大きな一歩を歩むことができました。
帰国してからは日本の主治医の先生に
ハワイに渡航する際に持っていく検査結果の英文書類を用意していただくよう依頼しました。
予め伝えておくことで、日本の主治医の先生も海外出産を意識したスケジュールで検査・診察してくださり、
また多くの患者の中でも顔を覚えていただくことができたのは嬉しかったですね。
次回はいよいよ出発から出産準備までのスケジュールについて書きたいと思います。
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12月 18th, 2012 lani2admin
こんにちは。
はじめまして、Wakana(ワカナ)と申します。
2012年にハワイで初めての出産を体験しました。
このブログでは、私が体験した出産や育児の情報を振り返りながら
徐々に紹介していきたいと思っています。
(詳しいプロフィールは個人ブログ「WAKANAのハワイ出産&育児ブログ」をどうぞ)
どうぞよろしくお願いします。

「なぜハワイで出産するのか?」
ハワイで出産することを知人・友人に報告した時にほぼ全員に聞かれた質問です。
ハワイ出産を考えている方にはもうお分かりかもしれませんよね。
必ず最初に私が答える事。
それは、「子供がアメリカと日本での二重国籍を選択できるから。」です。
なぜアメリカ(ここからはハワイではなくアメリカと書きます)で出産すると
アメリカと日本の国籍が取得できるのかというと・・・
アメリカ合衆国は『生地主義』で、
「アメリカの土地で生まれた子供は両親がどの国籍であっても、
その子はアメリカ人ですよ。」という国籍の考え方を採用しています。
一方、日本国は『血統主義』で、
「日本人の親から生まれた子供は、どこの国で生まれても日本人ですよ。」
という国籍の考え方を採用しているのです。
つまり、この両国の法律の違いにより、
「アメリカ国内で日本人の親から生まれた子供」は
合法的に『二重国籍』の状態になるのです。

では、アメリカ合衆国の中でもなぜハワイにしたのか?
これは夫婦で検討した結果です。
(ちなみにもうひとつの検討先はカリフォルニア州でした。)
①初産のため、フライト時間を少なくしたかった。
→アメリカ本土へのフライトよりも
ハワイの方が断然飛行時間が短く、体の負担が軽く済みます。
②年中気候がとても良くのんびりした雰囲気で、産前産後をエンジョイできそうだった。
→体の免疫がぐんと落ちる産前産後も気候が良いので体調を崩しにくいのではと。
あと空気がキレイで治安も良いので、気持ちいい環境でウォーキングができるのも
大きな魅力でした。また、赤ちゃん自身の体調管理も容易です。
(風邪などの心配も少ないですよ!)
③羽田空港国際化により羽田(深夜発)⇔ホノルル(昼着)便がある。
→都心からのアクセスも抜群な事に加え、金曜日の深夜便で発つことで
主人が仕事の時間を有効活用しながらサポートしに来ることができました。
最近は札幌や九州からの便も充実してきているようですね。
④まるで日本にいるかのような生活
→ハワイには多くの日本人が居住されているため、日本の食材も簡単に手に入れることができ、
多くのお店では日本語が通じます。
どうですか?
私は「アメリカで出産したい」というのがずっと夢でしたが
なかでもハワイを選んだ理由が伝わりましたでしょうか?
次回は実際にハワイへ出発するまでの
準備スケジュールについて書きたいと思います。
お楽しみに。
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