ハワイの虹は7 色じゃなくて6 色!?

ハワイの虹は7 色じゃなくて6 色!?

月の光が作り出す夜にかかるハワイの虹

亜熱帯に属し雨がよく降るハワイ。なかでも雨が多いといわれるハワイ島・ヒロでは年間の降雨日が2 5 0 日にもおよぶとか。それだけ虹を目にする機会にも恵まれており、ヒロの近くにはその名も「レインボー・フォール」と呼ばれる滝がある。また、ハワイ諸島のいたるところで日常的に虹を見ることができる。 虹といえば昼間に出るというイメージが強いが、ハワイでは夜にも見かけることがある。昼間の虹が太陽の光によって生まれるのに対し、夜の虹は月の光で作られることから「ムーンボウ」と呼ばれている。大気の状態や月の満ち欠けなどの条件が揃わないと見られないため、見ることができた人には幸運が訪れるともいわれる。 ところでアメリカの各州にはそれぞれニックネームが付けられているが、ハワイ州に付けられたのは、その名も「レインボー・ステイト」。州ごとにデザインが決められている車のナンバープレートには虹があしらわれているし、暑いハワイでうれしいシェイブアイスでも、色鮮やかなシロップを彩りよくかけた「レインボー」と呼ばれるメニューが人気だ。

6 人のメネフネが作ったハワイの虹

これだけ虹をよく目にするハワイだけに、神話にももちろん虹が登場する。神話によれば、ハワイの虹は雨が降ったあとの曇り空を寂しく思った妖精のメネフネたちが、なにか華やかなものを空にかけようと思い立ち、バナナから黄色を、深海の水から青を、山に茂るシダからは緑をと、ハワイの自然から色を集めてきた。それをメネフネの友人であるカフナが混ぜ合わせ、矢尻につけて空に打ち放ったことで虹ができたのだとか。 このときに、6 人のメネフネがそれぞれに色を持ち帰ったために虹は6 色なのだとハワイでは言い伝えられている。