6月11日はハワイ州の祝日!「キング・カメハメハ・デー」とは?

Aloha!
ハワイでは6月11日は州の祝日。
ハワイ諸島を統一したカメハメハ大王の功績を称える日、キング・カメハメハ・デーです!

カメハメハ大王

カメハメハが生まれた頃、ハワイの島々にはそれぞれ王様がいました。
その様々な島を統一したのがカメハメハ大王です。

そんな偉大なカメハメハ大王には、産まれる前に「島々を統一する」と予言されたという話や、現在もハワイ島ヒロ市の図書館前にある「数トンもの一枚岩を持ち上げた」「女神ペレの溶岩の噴出を収めた」などの伝説・逸話が残っています。

ちなみにカメハメハ大王の遺骨はまだ発見されてないそうです。彼の遺骨が未だ発見されていないことも、とってもミステリアスですね。

大王像

オアフ島ダウンタウンの裁判所前にあるカメハメハ大王像は19世紀にハワイ王国第7代カラカウア王が建立しました。

実はイタリアで作られた像がハワイへと運ばれる途中に船が難破してしまい、慌てて作られた二体目の像なのです。
有名な逸話なのでご存知の方も多いかもしれませんね。

オリジナルである一体目は海の中…と思いきや二ヶ月後に発見されて、カメハメハ生誕地近くのハワイ島カパアウに建てられました。

カメハメハ大王の像は、同じくハワイ島のヒロ市・アメリカのワシントンDCの各州の代表的な偉人像が納められている合衆国議会議事堂内のホール(National statuary hall)にもあり、計4体の大王像があります。

カメハメハ・デーのイベント


(引用:King Kamehameha Day Celebration Parade and Hoolaulea

イベントは各島でさまざな催しが開催されます。

カメハメハ像にレイをかける「レイ・ドレーピング」のセレモニーやパレードなどが開催され、ハワイ島では「キング・カメハメハ・デー・セレブレーションパレード&ホオラウレア イン カイルア・コナ」がカイルア・コナで行われます。

コロナ前までは、オアフ島ホノルルで各島の色の布とレイを身につけたパウ・ライダー(馬に乗った女性たち)や「キング・カメハメハ・セレブレーション・フローラルパレード」が行われました。
パレードではフロートなどがカピオラニ公園まで行進する様子が楽しめました。

ハワイ島ヒロで行われる「カメハメハ・フェスティバル」は大王の功績を称えハワイ文化の伝承のほか、ハワイアンミュージックやフラ、アートなども楽しめるイベントです。

レイに包まれたカメハメハ大王像はこの時しか見られませんので、この時期にハワイにいらっしゃる方はぜひ足をお運び下さい!

ぜひ皆さんもハワイで祝日を満喫してみてくださいね!A hui hou!