ハワイは店舗の新陳代謝が激しい場所です。
皆さんの中にも、「今度のハワイ旅行でこのお店に行こうと思ったのに、閉店になってしまった」という経験がある方も多いことでしょう。
今回は、最近閉店してしまい、私がとても残念に思っているお店についてお話しします。
フードパントリー/Food Pantry
ワイキキ、クヒオアベニュー沿いで60年にわたって営業してきた「フードパントリー・ワイキキ店」が、3月31日でついに閉店してしまいました。
ここでは、お土産やフルーツ、デリに総菜、日用品などが手に入り、「ハイステーキ」や「ザ・コーヒービーン&ティーリーフ」もあって、なにかと便利なお店だったのでとても残念です。
この土地を所有するのは、インターナショナル・マーケット・プレイスの地主でもある「クィーン・エマ・ランド」。
クィーン・エマ・ランドは、開発会社の「ブルックフィールドプロパティー社」と65年のリース契約を結び、450室の賃貸住宅と商業施設を併設する高層の複合施設を建設する予定だといいます。
でもご安心ください。
フードパントリー・ワイキキ店は、コンセプトとともにその名前も「ザ・マーケット・アットワイキキ」に変更し、2021年にはリニューアルオープンするそうです!
どのようなお店で復活するのか楽しみですね。
アーヴォ/Arvo
参照:@a_r_v_o
インスタ映えするウォールアートで有名な街カカアコに、複合商業施設「SALT」があります。
その中のカフェとして大人気だった「ARVO」。
2016年5月にオープンし、おしゃれでどのメニューも美味しかったお店が2月28日で閉店してしまいました。
ARVOは、オーストラリアの方言で「午後」の意味で、ハワイでは珍しいオーストラリアンスタイルのカフェでした。
プラントショップ「PAIKO(パイコ)」と同じ店舗内にあって、スペースを共有し合っていたことも原因だったのかなどと憶測してしまいます。
移転先を探しているようですが、まだ再オープンは未定のようで、これまでと同じSALT内に移転先を捜しているという噂も耳にしました。
ARVOは、おしゃれな街カカアコを代表するカフェだったのでSALTの中ではなくても、カカアコエリアに再オーブンすればいいのになあと思います。
ワイキキマーケットハレ/Waikiki Market Hare
「ワイキキマーケットハレ」は、ワイキキのビーチウォークにあった人気のフードトラック村「パウハナ・マーケット」に変わるように誕生しました。
思い出すのは、「フードパントリー」横の敷地の、できたて熱々のハワイのソウルフードが食べられた「マカナキッチン」や多国籍料理の「ダ・スポット」。
そして、ガーリックシュリンプやシーフードのプレートランチが美味しかった「ブルーウォーターシュリンプ&シーフードマーケット」、美味しいラーメンが食べられた「カミトク・ラーメン」など、人気のフードトラックが集まっていました。
ところが、このフードトラック村のあった場所にフードパントリーの跡地と合わせて「高層の複合施設」の建設が決定したため、オープンしてから1年を待たずしてクローズとなってしまいました。
とくに、閉鎖になった「キングスビレッジ」から移転してきたばかりのパエリアのお店「ピンダンフード」は再び移転ということになり、次回のハワイ旅行で行ってみようと考えていただけに非常に残念です。
風情あるハワイのお店がなくなり、どこも同じような高層ビルばかりのワイキキになってしまうのは少し寂しい気持ちです。
そんな中で、「インターナショナルマーケットプレイス」はリニューアル後も、昔の趣を上手に残しているといえるでしょう。
今回はこの辺で!