ワイキキだけでなく、郊外に飛び出せばもっと充実した旅に! 自分でレンタカーを運転し自由に巡るもよし、「ザ・バス」で楽々移動するもよし。さまざまな交通機関を駆使して、ハワイを満喫しよう。
The Bus
オアフ島内を網羅しており、地元の人の生活の足でもある「ザ・バス」。どこまで行っても片道$2.5(6~17歳$1.5、6歳未満無料)というリーズナブルな料金なので、旅行者でも利用しやすい。乗車は前方のドアからで、料金は運転手の横に設置されている料金箱に入れるスタイル。おつりは出ないので気をつけよう。
乗り換えが必要な場合は、乗車時に運転手に「トランスファー プリーズ」と伝える。すると、2回まで無料で乗り換えができるトランスファーチケットを渡してくれるので、乗り換えたバスの運転手に提示すれば、1回目分は切り離し、2回目は回収される。トランスファーチケットには時間制限があり、同じルートを戻ることはできない。
また、全ルート乗り放題のチケットも4日間$35、買った月の月末まで有効のマンスリー・パス$60(6~17歳$25)で用意されている。取り扱いがあるのは、ワイキキにあるABCストアやセブンイレブンの一部店舗。
バス停には黄色い「The Bus」の表示とルート番号が示されている。また、同じルート番号でも経由地や行き先が異なることもあり、バスの正面と乗車口の近くに表示されているが、心配なときには運転手に確認しよう。
ワイキキトロリー
ワイキキを拠点とするなら、オープンエアのトロリーも移動には大活躍。
路線はワイキキとアラモアナを結ぶ「ピンクライン」、オアフ島の東海岸を巡る「ブルーライン」、ダイヤモンドヘッドとカハラモールまでを巡る「グリーンライン」、パールハーバー方面へ行く「パープルライン」、ダウンタウン方面の観光名所を回る「レッドライン」と、全部で4ライン。
いずれもワイキキのTギャラリアハワイbyDFS前から発着しており、チケットは1Fのワイキキトロリー チケットカウンター、またはロイヤル・ハワイアン・センター C館1階にあるトロリーチケットカウンターで購入できるほか、事前に公式サイトから予約することも可能。ピンクラインは、JCBカード利用者ならカードを見せるだけで無料で乗車できるキャンペーンも実施している。
タクシー
ハワイ州を走るタクシーには、日本と同様に距離と時間を併用したメーターがつけられている。料金は各島によって異なるが、初乗り料金はオアフ島で$2.80~。その後1マイルごとに$2~3加算されていく。さらに、メーター料金のほかにチップを15~20%程度支払うのが、ハワイでは常識。
乗車後は、メーターを倒しているか必ず確認すること。稀にだが、メーターを倒さずに高額な料金を請求してくるドライバーもいるのだ。
タクシーを利用する際は、空港やショッピングセンターにあるタクシー乗り場から乗車するか、ホテルやレストランの人に頼んだり、自分で電話して呼ぶ。流しのタクシーはほとんどないので、日本のように街中で手を挙げてもめったに停まってくれない。
レンタカー
レンタカーを借りて自分で運転ができれば、自由度は格段にアップ! 空港のほか、街中にも営業所があり、ワイキキのホテルから1日だけ郊外に…なんて使い方も可能。ハワイでは、音声ナビも日本語に対応したものがあるので、希望する場合は早めに申し込んでおくといい。ネットから事前予約を受け付けている会社もある。
アメリカはジュネーブ条約加盟国なので、国際(国外)運転免許証があれば運転が可能。住民登録をしている地区の運転免許センターや運転免許試験所、指定警察署で取得できる。発行から1年が有効期間。なお、国際免許証は単なる許可証にすぎないので、渡航先で運転する際には日本の運転免許証も携帯しておく必要がある。忘れずに両方持っていこう。
また日本の運転免許証の有効期限が1年を切っている場合、受け付けてもらえない可能性がある。事前に窓口に確認しておくと安心だ。
- 国際運転免許証 申請に必要なもの
6ヶ月以内に撮影した写真(縦5cm×横4cm)1枚
手数料¥2650(東京都の場合。都道府県により異なる)
パスポート
日本の運転免許証
印鑑
※過去に国際免許証を取得したことがある場合、期限の切れたものは返却する必要がある。