アメリカの季節のイベント・イースター ~エッグカラーリングとエッグハント
4月 13th, 2012 Laulea日本ではあまりなじみのないイースターですが、
アメリカではハロウィンやクリスマスに次ぐビッグイベント。
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する、
キリスト教の暦の中で最も重要な祝日です。
「春分の日後、最初の満月から数えた次の日曜日」に祝う移動祝日で、
日付はその年によって変わり、だいたい3月後半から4月末にかけての日曜日が
イースターにあたります。
イースターが近づくと、ハワイでも地元の公園や色々なショッピングセンターで
エッグハントやイースターバニーとの記念撮影など、
様々な楽しいイベントが開かれるんですよ。
イオラニ宮殿や動物園に水族館、レストランなど、
観光客もアクセスしやすい場所でも
エッグハントやイースタークラフトなどの催しをしているので、
この時期ファミリーで旅行に来る機会があれば参加してみてもおもしろいですね。
ジンジャーブレッドクッキーとキャンディーで作ったバニーのお家。
また、キャンディーやお菓子の詰めあわせをたくさんもらえるので、
子供たちが楽しみにしているイベントの一つでもあります。
2月のバレンタインが終わると、色んなお店でイースターグッズを置き始め、
季節限定の可愛いキャンディーやバッグ、デコレーションも出回るので、
お土産に買ってもいいかもしれません。
また、イースターの前日や当日、子供がいる家庭で楽しむのがエッグカラーリング。
市販の食品染料を使ってもできますが、
最近では便利なキットが1ドル~3ドルくらいで売っていて、色のタブレットをお湯で溶かし、
青色系のものにはお酢を少し足すだけで簡単にカラーリングを
楽しむことができるようになっているんですよ。
好きな色で単色に染めてもよし、マーブル模様にしてもよし。
個性的な色付きゆで卵のできあがり!
できあがった卵は、昔はご近所に配ったりしたこともあったそうですが、
今ではイースターの当日、庭や室内のあちこちに隠して子供たちに探させる
エッグハントに使います。
ここで大事なのが、隠す卵の数を確認してからはじめること。
特にゆで卵は探し漏れがあると数日後大変なことになってしまうからです(笑)。
そして、集めたゆで卵は家に持ち帰り、イースターのあと数日は、
各家庭の食卓にエッグサラダやエッグサンドイッチがのぼることに☆
ちなみに、最近はゆで卵だけでなく、卵をかたどったチョコレートや
プラスチック製の卵の容器をエッグハントに使うことが多くなってきました。
中身は、キャンディーだったり、お金だったり、シールやバンドエイドに
小さなおもちゃなどなど。開けるのが楽しみなものばかり!
さて、なぜイースターに卵なのかですが、
これはもともとヒナが卵から生まれることを、イエスが墓から出て復活したことに
結びつけたものだと言われています。
また、イースターバニーは、多産のウサギが生命の象徴と考えられ、
また跳ね回る様子が生命の躍動を表していることから、
ウサギが復活祭のシンボルになっているそうです。
ハワイでこうした季節のイベントに参加できる機会があれば、是非トライしてみてくださいね。