ハワイを自由にドライブできるレンタカーの使い方
ハワイを自由にドライブできるレンタカーは、その便利さからハワイ旅行のメジャーな移動手段として多くの旅行者に利用されています。
今回はハワイでレンタカーを借りるときに覚えておきたいポイントをご紹介します。
ハワイでレンタカーを利用するメリット
海外でのレンタカー利用は誰しもハードルが高いものですが、ハワイでは多くの日本人がレンタカーを利用しています。
それではハワイでレンタカーを借りるメリットとは一体何なのでしょうか。
ハワイ旅行、特にオアフ島ではザ・バスやワイキキ・トロリー、さらにタクシーやUberなど交通手段が充実しているので、移動するだけならばレンタカーでなくてもそれほど困ることはないでしょう。
しかし日本のように時刻表に正確に運行されていないことも多く乗車まで時間がかかることも。その点レンタカーなら好きな時間に出発でき、好きな時間に次の目的地へと移動し、好きな時間に帰ってくることが可能なため、限られた旅行の時間を有意義に使うことができます。
バスなどが運航されていない場所にも行くことができるので、自分だけのルートやプランで旅を楽しめるのもメリットといえるでしょう。
さらに長期滞在に必要なものを買いに行くときやショッピングモールなどに買い物に行くときでも、大量の買い物を運んだり、ほかの店で買ったものを一時的に保管したりできるのもレンタカーを利用するメリットの一つといえるでしょう。
ハワイで運転するときには日本の運転免許証とパスポートを携帯していれば基本的に国際免許証が必要ないことに加え、左ハンドルで右側通行とはいえ、道幅の広い一本道が多く初めての海外運転でも比較的運転しやすいこともレンタカー利用のハードルを下げる一つのメリットといってよいのかもしれません。
レンタカー会社の選び方
ハワイには世界規模で展開する大手のレンタカー会社と、ホノルルでのみ営業しているレンタカー会社があります。
大手のレンタカー会社はインターネット経由で借りる車種はもちろん保険などまであらかじめ予約できるので非常に便利で利用にも安心です。
一方ローカルのレンタカー会社は格安料金だったり、フェラーリやポルシェ、ベントレーなど大手では扱えないような超高級車を扱っていたりします。
ワイキキならレンタカー会社は数多くあるため価格や保険、その他のサービスを比較して検討できますが、オアフ島のコオリナやマウイ島のカアナパリなどでは借りたい場所に借りたいレンタカー会社の営業所がないこともあるので、あらかじめグーグルマップやレンタカー会社のサイトから営業所の所在地を調べておく必要があります。
ハワイでレンタカーを借りるときには日本ではなかなか運転することのできないオープンカーやスポーツカーなどに乗れるのも楽しみの一つといえるでしょう。
しかし、レンタカー会社によっては取り扱いがなかったり、営業所によっても取り扱っていなかったりする場合もあるので、どうしても乗ってみたい車種があれば、事前に調べたり、場合によっては問合せが必要になることを覚えておきましょう。
車種や保険の決め方
ハワイでレンタカーの車種を選ぶコツは、なんといっても日本でいつも運転しているサイズに近いものにすることです。
日本と違う交通ルールの上に左側通行で気を遣い、車の大きさにも慣れていないのでは、運転に非常に疲れてしまうのではないでしょうか。
またハワイで人気の車種「コンバーチブル」も格好はよいのですが日差しが強く雨も時々ざっと降るハワイでは結局屋根を閉めっぱなしで走ることが多くなります。
その上トランクが狭く荷物が載らないなど使い勝手が良くない割にレンタル料が高いので借りるときには注意が必要です。
もちろん一緒に旅行する人数によって選ぶ車種も変わってきます。さらにワイキキ辺りのホテルでは駐車場のスペースが狭いこともあるので、ホテルに問い合わせて駐車スペースを確認する必要もあるかもしれません。
車種選びと同様に必要なのがどのような保険を付けるのかです。保険は万が一に備えるものですが、手荷物などの紛失を保証するPEC(携行品保険)は海外旅行保険やクレジットカードに付帯する保険と二重になってしまうことがあるので確認しましょう。
また、ガソリンを満タンにして返す必要の無いプランは「ガソリンスタンドを捜してガソリンを入れる」という手間を省くことができるので、帰国時にレンタカーを返却するときや返却後に予定が入っているときにはガソリンスタンドに立ち寄る時間が省けて便利です。
注意しなければならないこと
ハワイに行って何日か続けてレンタカーを借りようと考えているのなら注意が必要です。
何日もレンタカーを借りると駐車場も必要になりますが、ワイキキではこの駐車場が非常に高く、レンタカーにかかるコストがとても大きなものになってしまいます。
オアフ島、特にワイキキに宿泊しているのならザ・バスやUberなど公共の足が豊富ですし、レンタカーの営業所もたくさんあるので必要なときにだけレンタルした方が交通費全体でみると安くすむこともあります。
ただし車での移動が必須のハワイ島やマウイ島ではレンタカーを続けて利用することになるので、その際には宿泊予定のホテルの駐車場の利用料を最初に調べておくようにしましょう。
レンタカーは非常に便利な交通手段ですが、その利用はきちんと計画を立てないと思った以上に費用がかかってしまうのも事実です。この記事を参考にそれぞれの旅のスタイルに合わせて、上手にレンタカーを利用し楽しいハワイ旅行にしてくださいね。