【2023年2月更新】ハワイ渡航に必要な手続き/ワクチン接種証明書の取得が必須、陰性証明書は不要となるもハワイ州では引き続きPCR検査を推奨
コロナにまつわる情勢の変化に伴い、ハワイへの渡航規制も随時更新されています。
出発前にワクチン接種証明書等の書類は用意しなければなりませんが、PCR検査の受診と陰性証明書提示の必要はなくなりました。
ただ、ビジネスでの渡航時等には依然、PCR検査の陰性証明書を求められるケースもあります。
また帰国の際にも様々な手続きが必要ですので、いま確認しておきましょう。
もくじ
渡航前の準備
出国するには、パスポートなどのほかに以下の書類等が必要です。
- ワクチン接種証明書
- 宣誓書
取得にあたっての流れを整理します。
ワクチン接種証明書の取得
(1)申請方法
新型コロナワクチンの接種券を発行した市町村(通常は住民票のある市町村)に、ワクチン接種証明書交付の申請をします。
申請に必要な書類は、以下のとおりです。
・申請書
・海外渡航時に有効なパスポート
・接種券の「予診のみ」部分
・接種済証又は接種記録書
(2)渡航可能な接種証明書の条件
渡航には、2回目のワクチン接種後14日以上経過している必要があります。したがって接種証明書「2回目接種」欄の接種年月日は、渡航日の14日以上前の日付であることが条件となります。
宣誓書の用意
米国政府が航空会社に対し回収を義務付けている書類です。ワクチン接種が完了していることに間違いがないという宣誓書に署名します。
■CDC指定宣誓書
https://www.cdc.gov/quarantine/pdf/Proof-of-COVID-19-Vaccination-For-Noncitizen-Nonimmigrants-Passenger-Disclosure-and-Attestation.pdf
PCR検査の陰性証明書は不要
以前は、日本を出発する前日もしくは当日にPCR検査を受け、出国時および入国時に陰性証明書を提示する必要がありましたが、現在は不要となっています。
ただし、ビジネスでの渡航やイベントに参加する等の際には、引き続き陰性証明書の提出を要求されるケースも。
またハワイ州では、渡航者の健康と感染拡大防止のため、医療機関による渡航前のPCR検査を推奨しています。
必要書類を持参し、飛行機に搭乗
出発時に、ワクチン接種証明書および宣誓書を持参します(搭乗時およびハワイ到着時に提示が必要)。
ハワイ入国後の制限
ハワイに到着し入国した後は、行動制限は特にありません。病院や店舗等、各施設判断で着用を求められることはありますが、原則、マスクの着用義務もなくなっています。
帰国の際に行うこと
ハワイでの滞在を終え、日本に到着した際には以下の書類やQRコードを提出・提示する必要があります。
- ハワイの医療機関で受けたPCR検査の陰性証明書もしくはワクチン接種証明書(ワクチンを3回接種していることが確認できるもの)
- 「質問票Web」より取得したQRコード
帰国前の準備
ワクチンを3回接種していることが確認できる接種証明書を保持していない旅行者は、PCR検査の陰性証明書をハワイ出国時に持参する必要があります。
この場合、日本帰国前72時間以内に、日本政府指定のフォーマットに対応できるハワイ内の医療機関でPCR検査を受診し、陰性証明を取得しなければなりません。
また日本到着までに厚生労働省が運営する「質問票Web」 に必要な情報を入力し、QRコードを取得する必要があります。
航空機内および空港での手続き
搭乗前に質問票の記入およびQRコードの発行ができていない場合、機内で手続を行います。
ただ機内の場合は、Wi-Fi環境の確保または搭乗前のダウンロードが必要です。
降機後、陰性証明書およびQRコード(質問票)を提出します。
Visit Japan Webサービスの利用
「Visit Japan Webサービス」を利用し、事前に検疫手続き申請、入国審査・税関申告の情報登録を行うことで、スムーズに入国することが可能です。
※検疫手続きについては、搭乗便到着予定日時の6時間前までに申請を完了する必要があります。
▼Visit Japan Webサービス
https://vjw-lp.digital.go.jp/
帰国後の待機は不要
以前は、帰国時に空港内での到着時検査が行われ、その後に自宅等での待機が必要でしたが、現在は帰国後、自由に行動することが可能となっています。