ハナウマ湾とフォート・デルッシービーチの絶景

2020.09.11

ハワイと言えば綺麗なビーチ！海水浴を楽しむためにハワイに行く人も多いのではないでしょうか。燦々と照りつける太陽、吸い込まれそうな青空、ザァーザァーと優しい波音、想像するだけで胸が高鳴ります。そんなハワイのビーチの中でも、今回はハナウマ湾のビーチとワイキキのフォート・デルッシービーチをご紹介します。 2カ所の魅力を余すことなくお伝えしていきますね。

1 さっそくハナウマ湾へ
- 1.1 展望台からハナウマ湾を望む！
- 1.2 ハナウマ湾の砂浜でのんびり日光浴
2 ワイキキのフォート・デルッシービーチ
- 2.1 サンセットの時を待つ

さっそくハナウマ湾へ

まずはハナウマ湾です。朝7時、ハナウマ湾のシュノーケリングツアーにやってきました。天気は快晴で、海風が心地良く吹いています。

ビーチに行く前に、海洋教育センターで約10分間のビデオを視聴しました。そこではハナウマ湾の海洋生物や地形の保護、安全規則について学びました。うやらハナウマ湾は国によって保護されているビーチで、さまざまな決まりや入場規制などが行なわれているようです。具体的には、サンゴ礁を破壊しないこと、魚に触らないこと、ゴミは持ち帰ることなどを守るように言われました。厳格な決まりがあるからこそ、美しいビーチが成り立っているんですね。

展望台からハナウマ湾を望む！

写真は展望台からの絶景です。美しい曲線にこれほどない青い海が広がっており、ところどころにサンゴ礁が見えます。ハナウマ湾は火山地帯に形成されたビーチで、ホノルル市が管理しており、自然のままの生態系と地形が維持されています。 1967年には海洋生物保護区と国立水中公園に認定され、2016年にはアメリカ最高のビーチとして認められた、ハワイでも有数のビーチです。

ちなみに、ハナウマ湾の「ハナ」はハワイの「ベイ」を意味しており、「ウマ」は「先住民族のカヌー」を意味しています。ハワイの先住民はこのハナウマ湾で長年にわたり、カヌーに乗って釣りやレクリエーションを楽しんでいました。

ハナウマ湾の砂浜でのんびり日光浴

シュノーケリングも最高でした。碧く透き通った海で、たくさんのサンゴ礁や熱帯魚を観ることができました。早朝だったので少し海水の温度は冷たかったのですが、暖かい日差しを浴びて心置きなく楽しむことができました。少し疲れたので、砂浜で日光浴。朝日がじりじりと肌を焼きます。体がぽかぽかして眠たくなってきました。ハナウマ湾は入場制限で一度に入れる人数が決まっているので、人でいっぱいという状態がありません。まさにハナウマ湾は南国の楽園です。

ワイキキのフォート・デルッシービーチ

次は、ワイキキのフォート・デルッシービーチです。このビーチからまず望めるのは雄大なダイヤモンドヘッド。ダイヤモンドヘッドは夕日を浴びて、夕焼け色に染まっています。遠くに望むダイヤモンドヘッドはまさにハワイの象徴。壮大な景色が心を洗ってくれます。そばではビーチの波音がザザーザザーと聴こえて、心地良い風も吹いています。人は多いですが、ワイキキのフォート・デルッシービーチはとても静かで、落ち着いた空間が広がっています。ここのビーチは自由に開放されており、入場料などは必要ありません。

サンセットの時を待つ

まわりには、抱き合うカップルや、写真を撮る人びと、ビールを飲んでいる人たちなどたくさんの人がいます。ただ、そこで茫然と立ち尽くしてその雰囲気を味わいます。フォート・デルッシービーチのそばにはフォート・デルッシービーチパークという公園や、アウトリガーリーフワイキキビーチリゾートというホテルがあります。だんだんと空が茜色に染まり、日の入りの時を待ちます。この日はハワイ旅行最後の日でした。

フォート・デルッシービーチは人が多いのにとても静かです。夕波にゆれるヨットの影が見えます。ヨットに乗っている人もあの夕焼けを見ているに違いありません。ゆっくりと、ゆっくりと沈んでいく夕日。まるで時間が止まったかのような感じになります。ですが夕日は確実に少しずつ沈んでいっています。一瞬一瞬を大切に、全身で味わうようにして夕焼けを見ていました。地平線に沈む太陽。日本では見ることのできない、素敵なサンセットです。

ハナウマ湾とワイキキのフォート・デルッシービーチについてご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか？海洋生物保護区となっているハナウマ湾、夕日の綺麗なフォート・デルッシービーチ。どちらも日本では見ることのできない、素敵な絶景を目に焼きつけることができるハワイでも有数のビーチです。ハワイに行った際はぜひ立ち寄ってみてください。