参加者に聞く!実走・ホノルルセンチュリーライドの魅力。

参加者に聞く!実走・ホノルルセンチュリーライドの魅力。

9月24日にホノルルで開催された、自転車乗りに大人気のツーリング大会
「ホノルルセンチュリーライド」
略してHCR。
子供から大人まで全レベルのサイクリストが楽しめる、競い合うことなくハワイの景色をたっぷり堪能できる魅力的な大会として、前回ご紹介させて頂きました。

風を切って走る快感×ハワイを体感=ホノルルセンチュリーライド。
今回は日本からの参加者で本大会をたっぷり堪能して帰国されたばかりのローディーで
通称BiciBancho氏に、その魅力についてお伺いしてきました。

★Rinko’s Check!★
サイクリストは自転車乗りの総称。ローディーとはロードバイク乗りの人を指します。

HCRへの道のり

BiciBancho氏はロードバイク歴30年のベテランローディー。
設計事務所を経営する傍らで、週末には息抜きにローディー仲間と共に三浦半島や湘南、箱根ライドなど、各地へロングライドに出かけ自転車ライフを楽しんでおられます。
今回は愛車のリドレーNOAHと共に参加されました。

参加のきっかけは?

BiciBancho氏

(以後回答):これまでずっと国内各地の大会にも参加してきましたが、人生で一度は海外で走ってみたかったんです。
そこで昨年初めてHCRに参加してみました。
日本とはまた違う景色も壮大なフリーウェイ(高速道路)を走れるハワイの魅力に取りつかれ、今年も参加しました。

どんなプランで?予算など

大会のトップツアーの後夜祭(Fare Well Party)には参加しましたが、基本、自由なプランで動き回れるように、ツアーでなく個人手配で、友達のコンドミニアムに宿泊しました。
コンドミニアム4泊+飛行機代で16万くらいです。
エントリーフィーは100マイル=160kmのロングコースで18,000円でした。
朝早起きしてワイキキの浜辺をランしてから朝食をとり、その後はサイクリングに行く・・・そんなプランが僕にとって素敵なハワイの旅。
帰国前日にはHCRで知り合った、ロコの友人に案内してもらい、おすすめの海の見えるレストランHura Grillで夕食を共に堪能するなど、思いっきり自由な時間を過ごしました。

プルメリア・ハワイアン・キルト・アウトレット/Plumeria Hawaiian Quilt Outle アクセス+店舗情報

Hula Grill Waikiki/フラ・グリル・ワイキキ

住所:
2335 KALAKAUA AVE., SUITE 203 | HONOLULU , HI
電話番号:
(+1) 8089234852
営業時間:
[月~木]  6:30~11:30、15:00~22:00 [金~日]  6:30~22:00
定休日:
無休
URL:
http://www.hulagrillwaikiki.com/

海外にどうやって自転車を持っていくの?

国内にて自分で電車移動する際などは輪行袋で移動しますが、宅配業者や空輸などで人に任せて運ぶとなると、しっかりした箱や専用のバックが必須です。 昨年からの海外遠征用に高額ではありますが、シーコンと呼ばれるバックを購入しました。 これには鉄のフレームが入っていて自転車をしっかりガードしてくれるので安心です。

あなたにとってHCRの魅力とは?

今年で2回目の参加で100マイル=160kmの最長コースを走って来られた彼に、この大会の魅力を聞いてみました。

僕がこの大会をリピートする訳

自転車で走るのに最高のハワイの気候と環境。
日中は太陽の光が強いですが、木陰に入ると風があるため涼しいし、湿度が低いのですぐに汗も乾きます。
たまにスコールがありますが、すぐに止んで走っていると乾きます。
信号のない海岸線を走る爽快感は他では絶対に味わえません!
また、バイクレーンが完備されていて、自転車ファーストの文化が根付いています。
ある意味、人生を考えるのにいい機会です。
日本のイベントはほとんどが日本人ですが、HCRは半分以上がアメリカ人など、海外の方。
エイドや走行中も海外の方とコミュニケーションが取れるのも楽しみの一つです。
もちろん日本の自転車乗りの方とも、たくさんの友達ができます。
またレース前後もゆっくりと食事したり、サイクリングや観光等できて、日本のイベントの数倍は楽しめます。

おすすめのスポット

月並みですが、ワイキキビーチ、アラモアナビーチ公園、カンピオラニ公園、ダイアモンドヘッド、タンタラスの丘、サンディービーチ、スワンジービーチ公園など。 HCRのコースにはないですが、ノースショアのカフク、ハレイワは最高です。
ノースショアはいわゆる田舎町で素朴な西部開拓時代の町の雰囲気を味わえます。
カフクではガーリックシュリンプの有名店もありますよ。
ハレイワはノースショアの中心街でサーファーの街としても人気。
そしてオアフ島の中でも特に自然豊かで海と空が真っ青! 海ガメの上陸ポイントもあるんです!

これだけは伝えておきたい!

ツアーの方や、仲間と一緒に100マイル走り切るその達成感。
ゴール前には、もう終わってしまうのか・・・という寂しさを感じてしまうから不思議です。
たくさんの方と、素晴らしい景色を見ながら走っているんだという、共有感と高揚感に溢れ、感動的でさえあります。
折角ですから、仲間同士だけでなく、英語を話せなくても色々な人々とコミュニケーションをとれば、もっと楽しいライドになると思います。
僕は今年、全くのソロでホノルル入りしました。
もちろんツアーに入れば仲間ができ、安心してサイクリングできますが、現地の人や海外のツーリストと仲良くなるいい機会ですから、積極的に友達を作るといいんじゃないでしょうか。

大会について

最長距離を走れる100マイル=160kmのコースを無事ゴールしました。
ゴールまでかかった時間は8時間。
第2エイドまではTOP集団に入っていましたが、ここで脚は売り切れ1時間ほど後続の仲間を待っていました。 (第2エイド以降はゆっくりとツアーの仲間のプロトン=集団に入れていただきました)

今回のコース

全コースのほとんどが平地で非常に走りやすいです。(多少の登りはあります)
ただ海岸線に出てアゲンストの風だと一人旅は辛いので、脚が合う集団に入ることをおすすめします。
ハワイの海岸線沿いや、緑が生い茂る山間部を走り抜けたり、世界各国のサイクリストと共にたっぷりライドを楽しみました。
事前ライドではスイーツのお店に立ち寄り、ハワイアンアイスクリームを堪能したり、道端に寝っ転がって記念写真を撮ったり。
どれも全てが良い思い出です。
お洒落な方が多く、サイクルファッションを見るのも楽しみの一つです。
JALのチームや、IT&Bのジャージ、日本各地から参加のチームジャージなど思わずあちこち目移りしました。

エイドステーションについて

エイドは・・・・・フルーツ、シェイブドアイス(かき氷)あり、プロティンバーあり、 ハワイならではのマラサダなど豊富な品揃えでした。

★Rinko’s Check!★
エイドでは様々な補給食が用意されていますが、そのひとつがハワイに行ったら絶対に食べたいマラサダ!(写真上から2番目)
発祥はポルトガルの伝統的な揚げドーナツですが今やロコのみならず日本でも人気沸騰中です。
これがエイドの補給食なんて羨ましい限りですね♥

また来年も

第一回目の魅力あふれるハワイとスポーツの旅は如何でしたか?
この素敵なハワイの旅を熱く語ってくださったBiciBancho氏は来年も是非参加したいとのこと。
来年2018年のHCR開催日予定は9月30日の予定です。
主催はHAWAII BICYCLING LEAGUE/ハワイバイシクリングリーグ(略称:HBL) 日本公式エントリーサイト(参考:2017年度info)
今から待ち遠しいですね!

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Office Astro Writing Part-time Triathlete. Sometime writer, mobile photo editor, and wanderer.
Rinko.S
著者:Rinko.S

Office Astro Writing Blog:Rinko’s Diary
Part Time Triathlete and Full Time Dreamer.
”焦らずゆっくりマイペース” をモットーにトライアスロンを楽しむ水陸両用ライター。
スポーツ×書くことが好きで、主にweb媒体を中心に記事を寄稿してきました。
2015年~自ら企画編集プロダクションを立ち上げ、現在フリーランスとして活動中です。
優しい言葉で誰にでもわかり易く心が伝わる記事を提供するよう心掛けています。
半径100km以内なら、いつでも自転車に乗って取材に駆けつけるバイタリティーを持ち、
ご用命とあらば、山の中を走り、海の中を潜り、世界中を飛んで参ります。
自慢できることは、面白そうなコト・モノを探し出す嗅覚が鋭いこと。

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