
ハワイの花じゃないの?プルメリアにまつわるお話
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Aloha mai kākou!
皆さまアロハ!
ハワイの花といえば、すぐに名前が上がるのがプルメリア(plumeria)ではないでしょうか。
ハワイアンファブリックや、ハワイ風の画像などには必ずと言っていいほど登場しています。
プルメリアは南国が好き
プルメリアは中南米やカリブ諸国の原産。
種類もとても多いです。
プルメリアは、ニカラグアの国花(サクアンホーチェ)、ラオスの国花(チャンパ)、北マリアナ連邦の花でもあります。
また、タイやバリ島、ジャワ島などでも非常にメジャーな花として知られています。
お墓の花
18世紀以降、ハワイに持ち込まれた植物のなかでも、プルメリアは生命力がとても強く、外敵のいない、気候も良いハワイでどんどん育ちました。
手入れの行き届かない墓地にも生息し、不意の葬儀でも花を集められたことや、可憐で香りの良い花は遺体の臭い消しにも使われたことから「お墓の花」と言われていました。
そのため今でも忌み嫌う人もいるということで、年配の方にプルメリアのレイを贈るのは避けるそうです。
ハワイ名「プアメリア(Pua melia)」
プルメリアはローマ字で「plumeria」と綴ります。
ハワイ語には「R」がないため、プルメリアという単語がハワイ語ではないことがわかります。
しかし、そこは長年ハワイの地に咲く花。
今ではハワイ語名、「メリアの花」という意味の「プア・メリア(pua melia)」と呼ばれることもあります。
樹液に注意!
もうすっかりハワイの市民権を勝ち取ったプルメリア。
フラのレイにも使われたり、ハワイで結婚式を挙げる人たちにも人気の花です。
ただ、幹や葉、茎の白い樹液には毒があるので注意が必要!
皮膚のトラブルや、酷いと嘔吐や心臓麻痺も引き起こします。
落ちている花については、ほとんど心配いりませんよ。
ではまた!
A hui hou!