ハワイのサンタクロースは手に注目!通称「シャカ・サンタ」

ハワイのサンタクロースは手に注目!通称「シャカ・サンタ」

Aloha mai kākou!

いよいよホリデーシーズンが始まりました♪
南国のハワイでももちろん、完全にクリスマスムード。

今回はハワイのサンタクロース、通称「シャカ・サンタ」についてご紹介します。

ホノルル・シティ・ライツ(Honolulu City Lights)

ハワイのクリスマスの風物詩といえば、オアフ島ダウンタウンのライトアップ「ホノルル・シティ・ライツ」。

クリスマスツリーやデコレーション、夜のライトアップが1月まで続くのですが、なんといっても目を惹くのが巨大なサンタ夫妻ですよね!

シャカ・サンタとトゥトゥ・メレ夫妻

通称「シャカ・サンタ」と呼ばれるサンタクロース氏。

左手は親指と小指を立てたハワイ風のあいさつをしながら、裸足で帽子もなしといった格好で座っています。

そのお隣には奥様のトゥトゥ・メレ夫人が、ムウムウを着てレイを首にかけて腰掛けています。

「トゥトゥ」とはご年配の方の名前につける呼称で、メレさん、メレおばあさん、のようなニュアンスになります。

今年は、コロナ禍ということもあり、きちんとマスクを着用している様子。
いかにも南国ハワイ風の二人で、微笑ましいですね。

シャカ・サンタの左手に注目!

さて、サンタクロースの左手に注目。
ハワイの挨拶の時によく見かけるこの「シャカ・サイン」。

実は彼のように、手のひら側が見えるようにするのは「ハングルース」と呼ばれ、「アロハ」や「マハロ」などの挨拶や「気楽に行こう」という意味合いのサインで使われます。

一方、手の甲側を見せるのが「シャカ」「シャカ・ブラ」と呼ばれるサインで、「元気?」「やったね」などに使われるといわれています。

こちらはシャカです。
ということは、サンタクロースは「ハングルース・サンタ」という事になるのでは…?

結局どちらも同じように使われていて、厳密に使い分けてはいない様子。
そのあたりがなんともハワイらしいですよね。

ちなみに、どちらもハワイ語ではないので、太古の昔からハワイで使われていたわけではありません。

熱心なコレクターも!クリスマスオーナメント

1985年から始まったホノルル・シティ・ライツ。

イベントの運営と無料観覧を続けるために、NPOフレンズ・オブ・ホノルル・シティ・ライツが2000年よりオーナメントを販売していて、日本からも購入が可能です。

こちらは2018年のデザイン、「フラ・サンタ」です。
カメハメハ大王の前でシャカ・サンタがウクレレを弾き、トゥトゥ・メレがフラを踊る様子だそうです。

こちらのサンタ氏の手は間違いなく「シャカ」の形ですね!

2020年のデザインは「一緒に祝いましょう “Let’s Celebrate Together”」です。

サンタクロースとメレ夫人が、市民・ビジネス・オハナ(家族)をサポートするために努力した人々に囲まれて、ホリデーツリーの前でアロハと一緒にお祝いする様子を表現しているようです。

新型コロナウイルスの影響で大変な一年となったハワイですが、少しずつ前に進んでいます。
日本にいる私たちも、アロハの気持ちを大切にして日本から応援し続けましょう!

オーナメントの購入はコチラ : ホノルル・シティ・ライツ 公式サイト

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マルヒア・コジマ
著者:マルヒア・コジマ
ロケラニ・ハワイアン・カルチャー・ラボ主宰 ふと手にした"マナ・カード ハワイの英知の力"をきっかけに古代ハワイへの探求がはじまり、今や古代だけでなく、ハワイの文化・歴史・神話・雑学を、大学の特別講義や各地のカルチャースクールなど、飛び回り語っています。ありがたいことに、はや14年。 約5,000件のサンプルから統計を取った、独自のマナ・カードの解釈を理論的に教えており、日本だけでなく現地ハワイにも生徒を持つマナ・カード講師の顔と、 そのマナ・カードを使ったセラピーでは、世界各地にクライアントが存在する、行列の出来る熱血マナ・カードセラピストでもあります。 古代ハワイの叡智(フナ)を残していく事に情熱を傾けています。 ブログ  マナ・カードとハワイアンカルチャー インスタグラム

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