みなさんは、ハワイの公用語はご存知ですか？
「英語でしょ？」と思いますよね。

そう、たしかに英語はハワイの公用語で、どこでも大抵英語で会話します。

けれど、ハワイ諸島の先住民であるポリネシア人が使っていたハワイ語も、ハワイの公用語として指定されています。

ハワイ旅行の際、さりげなくハワイ語を使えたらツウな感じがしませんか？
今回は、ロコに教えてもらった使えるハワイ語5つをご紹介します！

多様な意味を持つハワイ語の挨拶！「Aloha」

アロハ（Aloha）は誰もが知るハワイ語の挨拶の一つ。
でも、Aloha＝Helloだと思っている方も多いのではないでしょうか？

• Akahai･･･寛大
• Lokahi･･･調和
• Olu’olu･･･喜び
• Ha’a Ha’a･･･謙虚
• Ahonui･･･忍耐

この5つのハワイ語の頭文字からできている「ALOHA」。

様々な想いが込められ、使う場面によって「こんにちは」「ようこそ」「さようなら」「あいしてる」など、多様な意味を持つ言葉なんです。

よくよく聞いてみると、少し発音が違うような･･･。

ハワイに到着しロコ友が出迎えてくれるとき、彼らは「アロハ！」と少し短めで「ロ」アクセントを強めに言います。

これが、私たちがよく耳にしているAlohaで、「やあ！ようこそ」と言ってくれているのだと思います。

一方、帰国直前見送りに来てくれるときは「アロゥーハ！」と少し「ロ」のところを伸ばして言い、それが「さよなら」の意味なのだろうと私なりに解釈しています。

挨拶というよりも、相手への想いやりを込めて使う、本当に素敵な言葉です。

海や山や食べ物や、いつでも私たち観光客を温かく迎えハワイの恵みを与えてくれる人々に、心から感謝の意を込めて言いたいですね。

ALOHA！

さりげなく自然に使いたい！実用的な「Mahalo」と「E kala mai」

前回のハワイ旅行では、念願のハワイアン航空を使いました。

丁寧な接客と乗務員さんたちが笑顔で迎えてくれる「Aloha！」が、いつにも増してハワイに親近感を持てる良い旅となりました。

そんな機内でのアナウンス。
「Mahalo（マハロ）」という言葉をたくさん耳にしました。

それもそのはず、Mahaloはハワイ語で「ありがとう」の意味。

「nui loa(ヌイ・ロア)」を添えれば、「Thank you very much.」のような、より丁寧な感謝の意になるのだそうです。

一方、もし相手に謝罪したいときの「ごめんなさい」は、「E kala mai(エ・カラ・マイ)」。

「kala」には許すという意味があり、「私を許して」という意味になるこの言葉が「ごめんなさい」として使われています。

私たちはいつでも「Thanks」や「Sorry」という簡単な英単語につい逃げがちですが、ハワイではこの「Mahalo」や「E kala mai」を積極的に使いたいですね。

ロコがよく使うハワイ語は実は意外な言葉！？「Makai」と「Mauka」

「Makai(マカイ)」と「Mauka(マウカ)」は、方角や方向を示すときに使う言葉です。
「Makai」は「海側」、「Mauka」は「山側」を意味します。

「よく使うハワイ語を教えて！」とロコ友に言ったら、この言葉が返ってきたので、始めは冗談だと思いました。

でもその事情を知ったとき、とても面白いと思いました。

私たちがどこか場所を言い示すとき、東西南北を使うのが一般的です。

しかしハワイでは、地形や特徴的な土地をその東西南北の代わりに使うようで、オアフ島の人たちは、北側をMauka、ワイキキ・アラモアナの南側をMakai、西側はEwa(※地名)、東側はDiamod Head(ダイヤモンドヘッド)と呼ぶのだそう。

そのため、MakaiとMaukaはロコたちが普段本当によく使うハワイ語なんです。

訪日外国人の方に日本語で話しかけられると、自分たちの文化を知ろうと努力してくれているその姿勢に、とても嬉しい気持ちになりますよね。

ハワイはアメリカの州のひとつではありますが、日本でいうところの沖縄のように、独自の文化や信仰などが根づいています。

日本人観光客も非常に多いので、日本語を話せる現地の方も多いですし、英語を使えばだいたいのことが事足ります。

それでもハワイ語を使って地元の方とのコミュニケーションにトライしてみれば、まだまだ知らないハワイの魅力に気付くこともありますし、その言葉の持つ意味やスピリチュアルな部分に影響を受けることもあります。

次のハワイ旅行では、ぜひどれか1つでも使って、あなたのハワイ愛を深めてみてくださいね！

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