ホヌ(ウミガメ)に出会えるノースショアのビーチ
ホヌ(Honu)は、ハワイ語でウミガメ(ハワイアンアオウミガメ)のこと。
ハワイでは古くから神話に登場するなど人々から親しまれている生き物です。
現在でも幸福や繁栄の象徴としてハワイアンジュエリーやアロハシャツなどのデザインに使われるなど、大切にされています。
ホヌは浅瀬の藻を食べに来るので、ビーチでその姿を見たり、カヤックやシュノーケリング中に、海面から顔を出しているホヌに遭遇したりします。
それではハワイのどこでホヌに出会えるのでしょうか。
オアフ島ならば北部に位置するノースショアがおすすめです。
今回はそのなかでも特にホヌに出会いやすいビーチをご紹介します。
ラ二アケア・ビーチ(Laniakea Beach)
ホヌに出会えることで、オアフ島で1番人気のビーチ。
場所はハレイワタウンの北側にあります。
ワイキキから車で行くならばハレイワタウンを過ぎ、カメハメハハイウェイを約3キロ行った先にあります。
ただし、公式の駐車場は近くにありません。
TheBusで行くならば、ハレイワタウンから55番に乗り、約10分程。
本数が少ないので気をつけましょう。
ビーチでは、甲羅干しをしているホヌに出会える確率がかなり高いです。
ラ二アケアビーチは、保護団体の方が毎日常駐して、ホヌたちの観察をするなど保護活動を行っています。
ビーチに上がっているホヌには囲いがついていることがあり、私たちはその囲いから中には入らずに、静かに見守っていきましょう。
パパイロアビーチ(Papailoa Beach)
ハレイワビーチとラ二アケアビーチの間にあるビーチ。
行き方はラ二アケアビーチとほぼ同じです。
ハレイワタウンから、カメハメハハイウェイで北へ行き、ラ二アケアビーチの手前にある住宅街を抜けたところにあります。
なかなか見つけにくい場所。
あまり知られていないこともあり、人がとても少なく静か。
そのためなのか、ホヌがたくさんいるのです!
おそらくここがオアフNo.1の遭遇率ではないでしょうか。
浅瀬で優雅に泳ぐホヌたちに感動します。
他のビーチよりもホヌが人を警戒する姿があまりないようにも感じます。
岩場が多いので、泳ぐ時はじゅうぶん気を付けてください。
また、人通りが少ないため、車上荒らしなどにも注意してくださいね。
ハレイワ・アリイ・ビーチ・パーク(Haleiwa Alii Beach Park)
ノースショアのハレイワロード沿いにあるビーチパーク。
冬場にはサーフィンの大会でも有名な場所です。
TheBusで行くならば、アラモアナセンターから52番のバスで2時間弱。
今回ご紹介したビーチの中では、バスでも車でも、1番アクセスしやすい場所でしょう。
また、駐車場、トイレ、更衣室、シャワーも完備されています。
ウミガメに出会うには、サーフィンをしている人で賑わうエリアから、建物のある芝生を挟んで反対側のエリア。
比較的人の少ない静かなビーチで出会えます。
甲羅干しをしていたり、浅瀬を泳ぐ姿が見られるでしょう。
人が多いと沖に泳いで行ってしまうこともあるので、静かにしてあげてくださいね。
ハワイに行ったら、1度はホヌに出会いたいもの。
ただし、出会った時のルールがあります。
近づかない(1.8~3m以上離れて)、触らない、エサを与えない
これらを守っていきましょう。
幸せのシンボルでもあるホヌ。
今回ご紹介したビーチ以外でも、ハワイなら出会えるチャンスはたくさんあります。
その優雅な姿に癒されたいですね。