ホノルルコーヒーが日本から完全撤退!惜しむ声続々
質が高くて美味しいコーヒーを提供している、ハワイで人気のコーヒーショップ「ホノルルコーヒー」。日本にも進出していたこのハワイ発のコーヒーショップが日本から完全撤退することになったので、今回はこのニュースについてお話しします。
全13店舗が一斉閉店
日本にいながらハワイの雰囲気を楽しむことができると人気だったコーヒーショップの「ホノルルコーヒー」。
2022年1月6日(木)をもって日本から完全撤退し、赤坂見附店や麻布十番店をはじめとする全13店舗が一斉閉店となりました。
ホノルルコーヒー・ジャパンの公式サイトでも、日本にある全店舗閉店のお知らせが掲載され、同ブランドを日本で運営してきたフジオフードシステムのホームサイトからも、ホノルルコーヒーのブランド名が削除されています。
このニュースを受けてSNS上では「悲しすぎる」や「ハワイを感じることができる、癒やしの場だったのに・・・」などと閉店を惜しむ声が寄せられています。
日本のエッグスンシングス取締役社長を務める松田 公太氏もTwitterで「仲間が1人撤退するようで残念なニュース」とし、エッグスンシングスはこれからも頑張っていきますとツイートしています。
ホノルルコーヒーとは
ホノルルコーヒーは1992年にホノルル、ダウンタウンの街角で小さなカフェスタンドからスタートし、今ではハワイを代表するコーヒーブランドへと成長しました。
ハワイ島コナ地区にコナ・コーヒーの自社農園を持ち、収穫した最高品質のコーヒー豆を、ワイキキのエクスペリエンスセンターに置かれた焙煎機で熟練の職人が丁寧に焙煎。
挽きたての豆を使った淹れたてのコーヒーとともに、自家製ペストリーも楽しめるカフェとしてローカルにも観光客にも人気があります。
オアフ島やマウイ島、ハワイ島など、ハワイ州には10店舗が営業しているほか、グァム、カナダなどにも店舗を展開しています。
日本では2012年4月に東京、お台場のダイバーシティに1号店をオープンさせ、首都圏や地方都市などにも店舗を出店していました。
ホノルルコーヒーが日本から撤退した理由
今回の撤退理由についてホノルルコーヒー・ジャパンの公式サイトでは「新型コロナウイルスの感染拡大と諸般の事情により」と発表。
一方、同ブランドを日本で運営してきたフジオフードシステムの広報担当者は、新型コロナウイルスの影響に加え、フランチャイズ契約の満了が全店舗閉店の理由だと説明しています。
これまでホノルルコーヒー麻布十番店があった跡地にはタルト&カフェ デリス(D’elices)がリニューアルオープンするなど、閉店したホノルルコーヒー13店舗の跡地には、これまで同ブランドを運営してきたフジオフードシステム運営の飲食店が出店する予定だそう。
1日も早く新形コロナが落ち着き、ハワイでのんびりとホノルルコーヒーを楽しめる日が来てほしいものですね。