男性でもできた!世界で1つのハンドメイドハワイアンキルト

男性でもできた!世界で1つのハンドメイドハワイアンキルト

ハワイの伝統工芸ハワイアンキルト。
実際に購入や制作をされている方は女性が多いはず。
今回はハワイアンキルト教室に黒一点で通っていた僕が、女性はもちろん男性にもその楽しさをお伝えします!

ハワイアンキルトとは

ハワイの伝統工芸ハワイアンキルト。
由来は、キリスト教宣教のためニューイングランドからハワイに来た宣教者たちの妻がハワイの女性たちに教えたパッチワークキルトが最初だといわれています。

その頃、アメリカ本土で存在していたパッチワークキルトは、小さな端切れをつなぎ合わせたピースワークに綿を挟んで裏地をつけた3層をキルティングしたものでした。
生地が存在しなかったハワイでは、「タパ」と呼ばれる樹皮の加工品が布の代わりに使われていたため、ピースワークそのものがありませんでした。

そのため、ハワイアンキルトはアップリケと表布に無地の布を使い、アップリケには雪の結晶のようなシンメトリーのデザインを用い、その輪郭に沿って一定の幅で波の波紋のようなエコーキルトを施す今のような形になっていったといわれています。

ハワイのキルトショップには完成品の他にキットも

ワイキキなどのハワイアンキルトショップに行くと本当に色とりどりのハワイアンキルトが販売されています。
どれも綺麗で「自分でも作ってみたい」なんて思う方もいるのではないでしょうか。
もちろんハワイアンキルトを極め、型紙を起こして一から作品を作る方もいますが、初心者にはハードルが高すぎます。
そこで自分で布を裁断したり、糸を用意したりする必要のない「キット」を使ってみるのはどうでしょう。
ハワイのキルトショップには、作品を完成させる材料がすべて入っている「キット」を販売している店もあります。
カルチャーセンターでハワイアンキルトを習っていた僕は、先生が裁断してくれた材料がセットになっている「キット」を使っていました。
道具も最初は家にある裁縫道具を使ってもいいでしょう。
まずはチャレンジしてみませんか?

女性でも男性でも楽しめます

ハワイアンキルトというと女性がやるものだと思われるかもしれません。
しかし、キルトデザイナーでありイオラニ宮殿でハワイアンキルトを教えていたジョン・セラオ・ホアカラニ先生や、オアフ島でハワイアンキルト職人として活躍する木元稔先生など、男性のキルター(ハワイアンキルト制作者)も多いんです。

また、テレビ番組の中で「Every Little Thing」のメンバー伊藤一朗さん(通称いっくん)が、キャシー中島先生のハワイアンキルト教室でコースターを完成させ、持田香織さんにプレゼントしていました。
このように女性男性問わず楽しめるのがハワイアンキルトの魅力。

まずは小物からチャレンジしてみよう


 
ハワイアンキルト教室などに通わないで一人でチャレンジするなら、短期間で完成できる小物から始めるのがおすすめ。
最初は布にアップリケを付ける「まつり縫い」も、特に男性の方には「なにそれ?」の世界でしょう。
今は便利なもので、ネットを検索すれば、解説も動画もたくさん探せます!
また、ハワイ旅行の時に1日で完成できる「ハワイアンキルト教室」に参加するのもいいでしょう。
ハワイアンカルチャーのひとつハワイアンキルト、あなたもぜひ挑戦してみませんか?

性別問わず楽しめるハワイアンキルト。
最初は上手に出来ないかもしれませんが、気にすることはありません。
何事にもおおらかなハワイをお手本に、気楽に取り組んでみてはいかがでしょうか。

K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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