ハワイの「ティキ」とは?気になるティキの歴史とティキに出会える場所をご紹介!
ハワイのお土産でよく見かける、ちょっと怖い顔をした像がありますね。
あれらは「ティキ」と呼ばれています。
お土産物として売られていたり、トロピカルカクテルの名前にも使われたりしていて、ハワイを象徴するものとして知られています。
この記事では、ティキとはどんなものなのか、そしてハワイとティキの歴史に迫っていきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ハワイのティキとは
「ティキ/Tiki」とは、木彫りの像や石の像など、神の像のことを言います。
ハワイではティキのことを「キー/Ki’i」と言い、「ティキ」はニュージーランドのマオリ族の言葉です。
古代ポリネシア時代に、ティキを偶像としてまつり、家などで崇められていました。
また、ポリネシアの神話では、ティキは「地球で最初の人間」を表しているとも言われています。
ハワイには宗教を広げるためにポリネシアから伝えられ、多くの神をティキによって表現し崇拝してきました。
しかし、1819年にカメハメハ2世により、ティキをはじめ宗教的な表現は壊されていきました。
そのような経緯をたどりながらも、現在ではハワイの歴史的な神のシンボルとして、ティキ像は世界中に知られるようになっているのです。
ハワイ四大神のティキ
ハワイのティキは特定の神を表し、それぞれにマナが宿ると信じられ崇拝されてきました。
有名なティキはハワイの四大神を表したものです。
四大神とはクー(戦いの神)、カーネ(創造の神、森羅万象の神)、カナロア(最高位の神、海の神)、ロノ(豊饒の神、農業の神)のことです。
お土産店などでも良く見かけるのは「クー」かもしれません。
カメハメハ大王一家がクーを崇めていたということでも知られています。
頭の形が特徴的なので、印象にも残りやすいでしょう。
もしあなたがティキをお土産で買うならば、まずはどの神のティキにするのかを決めると良いでしょう。
そうすれば思いを込められ、持ち帰った後も大切に飾っておくことができます。
また、手彫りのティキも売られています。
手彫りだとティキひとつひとつ表情が微妙に違うので、購入するときはその表情もよく見て選んでみてくださいね。
ティキに出会える場所
お土産などではないティキは今でもハワイに存在しています。
オアフ島ならば、「ポリネシアカルチャーセンター/Polynesian Cultural Center」や、「ビショップミュージアム/Bishop Museum」に展示されています。
ハワイ島では、プホヌア・オ・国立公園の「へレ・オ・ケアヴェ」という神殿のひとつに置かれています。
どれもお土産品とはけた違いの大きさで、迫力もあるのでおすすめですよ。
また、ハワイのお土産コーナーに行けば、バラマキ土産としても最適なティキや、ティキをキャラクターとしたグッズもたくさん販売されています。
そのなかでも有名なのが「ハワイアンホースト」のマカデミアナッツチョコレートのパッケージ。
このパッケージにはクーの姿が大きく描かれています。
意識して探してみると、意外とあちこちにティキを見つけられますよ!
ハワイのティキにはとても興味深い歴史があり、それぞれの神の姿には意味があります。
次のハワイ旅行では、多くのティキを見つけられそうですね。
それぞれのティキ像をコレクションしたくなるかもしれません!
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