ハワイといえば誰もが思い浮かべるのがワイキキ。対してオアフ島の西部にあるコオリナは今も再開発が続けられているリゾート地です。今回は僕がコオリナに宿泊して感じたことを色々とお話しましょう。

ハワイに来たならダイヤモンドヘッドを感じていたい

以前このコラムにも執筆しましたが、4年前にタイムシェアの体験宿泊でコオリナに滞在したことがあります。
コオリナもよい場所だと感じましたが、そのときは購入に至りませんでした。
なぜならワイキキの方が魅力的に感じる点が個人的には多かったからです。

確かにコンドミニアム高層階の東側に行けば窓からダイヤモンドヘッドが見えます。（これはこれで少し感動しましたが）
でも街を歩いても、ワイキキのようにダイヤモンドヘッドが見えず、「せっかくハワイに来ているのになぁ」と感じました。

レンタカーを借りて１日だけワイキキに出ましたが、ダイヤモンドヘッドだけでなく、観光や買い物も楽しめてとても満足でした。

徒歩圏内で全てすむワイキキ

今のコオリナは開発が進んでより便利になったのかもしれません。
しかし、当時コオリナに宿泊して実感したのは、どこに行くにも徒歩圏ではないということでした。

コオリナの中で唯一レストランやコンビニエンスストアのアイランドカントリーマーケットが集まっている「コオリナ・ステーション」へ行くのでさえも、コオリナ内を循環するシャトルに乗らなければ不便です。

さらにこのシャトルバス、料金は無料ですがチップが必要になるので結局は有料と同じになってしまいます。
これがワイキキ宿泊であれば、少し歩けばABCストアがありますし、レストランもたくさんありますし、
手軽に食べたいときにはロイヤルハワイアンセンターに行けばフードコートもあります。

さらに様々なオプショナルツアーに参加するときも、ワイキキならばホテルの前までピックアップに来てくれますが、コオリナではそうはいかないのが僕は不便に感じました。

でもワイキキとコオリナのどちらが好きかは人によるかも

コオリナに宿泊したその帰国後、コオリナとワイキキの違いはどこなのだろうと考えてみました。

ワイキキのよいところは、ハワイの色々な場所へ観光に行ったり食べに行ったり買い物をしたりするのに便利だということ。
またお店の数もそのバラエティも、ワイキキやその周辺の方が明らかに選択肢が豊かです。

一方コオリナのよいところは、ハワイでのんびりしたい人にはぴったりの場所だということです。
ハワイの美しい海で遊びたければ徒歩圏内にラグーンがあり、そして何よりワイキキのように騒がしくないので、小鳥のさえずりや吹き抜ける風を全身に感じながら、ラナイのデッキチェアなどでのんびりするのにぴったりなのです。

僕のように昼間はハワイの色々な場所に行ったり買い物を楽しんだりしたい人は、騒がしいワイキキが向いていて、コオリナは少し退屈な場所に感じるのでしょう。

コオリナを表して「第２のワイキキ」と表現されることはありますが、僕は少し違うのかなと思います。

ただ、ひとつだけいえるのはワイキキもコオリナもそれぞれの特徴を持った素晴らしい場所だということです。

一度足を運んでみる価値はあるでしょう。