星を頼りに航海するハワイのホクレア号が2022年より再び出航!これまでの歴史も徹底解説

星を頼りに航海するハワイのホクレア号が2022年より再び出航!これまでの歴史も徹底解説

参照:@hokuleacrew

ハワイが大好きな皆さんなら、ホクレア号という名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ポリネシアに伝わる伝統航海術で、世界一周を成し遂げたホクレア号が2022年再び大海原に出航します。

詳しくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ホクレア号とは?

ホクレア号は1975年にアメリカ合衆国建国200周年記念事業の一つとして、ポリネシア人が大洋を航行しハワイなど他の島に渡っていった航海の再現を目的に建造されました。

全長19メートルの船体を2つ平行につなげた、カタマランと呼ばれる双胴船で、船体は木材ではなく、合板にFRPという強化プラスチックをコーティングしたものが使われています。

左右の船体にはクルーが休むための簡素な休憩部屋が作られていて、2交代制で操船を終えたクルーがこの休憩部屋を共同で使用していたそうです。

動力を使わず風の力だけで航行するため、2本のマストがあり、建造当時は古代からオセアニアで使われていた二等辺三角形の形をした帆、クラブクロウセイルが装備されていました。

建造後もその船体は、帆の形状やクルーの体力の消耗が激しい漕ぎ手の配置をあきらめるなど、幾度となく改装されています。

「ホクレア」という名前の由来は、うしかい座の1等星「アークトゥルス」のこと。
この星はハワイの真上を通過することから「喜びの星」とも呼ばれ、特別な意味を持っています。

星だけを頼りに大洋を航行

大海の上で自分の船の位置を把握し、目的地の方角に向けて確実に航行するための技術を「航海術」といいます。

現代、大洋を航海する船舶のほとんどがスマホなどにも付いているGPSや、カーナビのようにディスプレイに海図が表示される(電子海図)システムを使用しています。

当然、船につけられているGPSはスマホのものよりさらに高精度のものになっています。

ただし、GPSや電子海図はもちろん、航海のための道具が一切なかった古代ポリネシアの時代には、夜空に輝く星だけを頼りに航海するポリネシア航海術が使われていました。

航海者は手のひらを使って星と水平線の角度を計っていましたが、それはまさにディズニー映画「モアナと伝説の海」でモアナやマウイが行っていたような航海術です。

この航海術はやがて忘れ去られてしまいましたが、ハワイの伝統文化を見直す「ハワイアン ルネッサンス」が起こると古代のポリネシア航海術を復元しようとする動きが起こり、「ポリネシア航海協会」が設立されました。

こうして口承やチャントによってポリネシア航海術を会得した航法士「マウ・ピアイルック/Mau Piailug」をホクレア号の航海長に迎え、1976年5月1日にハワイからタヒチに向け処女航海に出発。

ホクレア号は翌月にタヒチのパペーテに到着し、タヒチ航海を成功させたのです。

ホクレア号が再び出港

ホクレア号は、1976年のハワイからタヒチへの処女航海成功から50周年を記念して、2022年から2026年まで再び航海に出ることが発表されました。

発表された計画では世界46カ国、全345カ所をめぐりながら、太平洋を一周する予定で、日本にも寄港する予定です。

2007年にミクロネシアのサワタやパラオ、さらに日本の各地を経由し、最終目的地である横浜をめざしたホクレア号が再び日本にやってくるというのは、考えるだけでもワクワクします。

ハワイ州観光局では、ハワイが大切に守ってきた伝統航海術「モダン・ハワイアン・ウェイファインディング」や世界の環境保全のための活動、ポリネシア航海協会の活動を支援するための寄付金を募っています。

興味のある方は「ポリネシア伝統航海カヌー「ホクレア」50周年記念 環太平洋航海サポーター募集」まで。
「ホクレア」50周年記念 環太平洋航海サポーター募集」詳細はこちら!

古代ポリネシア人たちがカヌーに乗ってハワイにたどり着いたということを科学的に立証するために出航したホクレア号。

処女航海の成功から50周年を記念して再び環太平洋の航海に出航します。
この航海が成功するようにホクレア号を見守っていきましょう!

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K@z
著者:K@z
LaniLaniでまとめ記事の執筆を担当しているフリーランス・ライターです。
毎年ハワイに渡るようになって、もう少しで10年目。
これまでの旅の経験や、まとめ記事では書けなかったこと。
ワークショップやカルチャーセンターで習ったウクレレやラウハラ編み、
ハワイアンキルトなどに関することも発信出来ればと考えています。
ハワイの画像のみをアップしているInstagramも更新中。

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