フィルシー・ファームガール（Filthy Farmgirl）、汚れた農場の女の子というユニークなネーミングと、レトロでキッチュなパッケージが可愛い、ハワイ島生まれのソープがある。
ハワイの素材を活かしたナチュラルな手作り石鹼は、ハワイ土産として大人気だ。
　ハワイ島の工場で全て手作りされているソープブランド、フィルシー・ファームガール。
筆者が最初にこのソープに出会ったのはもう10年ほど前だろうか・・ハワイ島ヒロのファーマーズマーケットだった。
今や、人気のハワイ土産としてホールフーズやダウントゥー・アースといった大型店で販売されているが、その頃はテーブルの上にごろごろと並べられ、販売されていたものだ。
けれど、その頃から変わらないのは、一度見たら忘れられないレトロなパッケージ！「可愛い！」と思わず手に取らずにはいられない魅力がある。
しかもエコに徹し、全て再生紙で作られている。
　初期の頃からの人気デザインで、今も常に売れ筋だと言うFilthy Surfer Soap。
50年代風のレトロな雰囲気が、古き良き時代のハワイをも彷彿とさせてくれる。
ココナッツのほんのり甘い香りと、ライムの爽やかな香りが絶妙なバランス。
石鹸の中には、ココナッツのチャンクがゴロリと入っているのがいかにもハワイらしい。
ブランドのコンセプトは「私たちの石鹸で、入浴という日常的なものを生き生きと楽しいものにしてほしい」ということ。
入浴で汚れを落とす、身体を清潔に保つ、というだけではない楽しさとワクワク感を与えてくれる石鹼なのだ。
　ハワイの植物にこだわったナチュラル成分　オール100%ナチュラルを謳っている、ソープの成分の特徴として挙げられるのは、ハワイの素材をたっぷりと活かしていることだろう。
主成分はハワイの大地で育ったココナッツである。
ハワイ産のココナッツは、成長の過程で化学物資を投与されることもなく、太陽の光の下で伸び伸びと育つ。
ハワイでは古くから生活のなかで使われてきたもので、ココナッツオイルの分子は、他のオイルに比べて非常に小さいため、お肌への浸透率が高く保湿力に優れている。
さらに抗菌作用もあるので、石けん素材として非常に優秀なのだ。
　また、このブランドの数々のソープを使ってきた筆者が、特におススメしたいのは、バニラの香りのシリーズだ。
バニラと聞いて、ハワイを思い浮かべる人はあまりいないかもしれないが、…