え!これ食べられるの?街歩きで探してみよう、ハワイの「伝統植物」

え!これ食べられるの?街歩きで探してみよう、ハワイの「伝統植物」

夏が近づき、ハワイの木々も元気に街を彩り始めました!ハワイは5月には乾季に入り、青空が広がります。
そうなると楽しくなるのが、街歩き♪お店の様子も気になりますが、夏の時期ならではの、元気な植物の様子を観察しながら歩くのも、とても楽しいものです。
今回は、街歩きや観光スポットで見かける、ハワイならではの「食べられる」植物をご紹介します。
…とは言っても、採って食べないでくださいね!食用のものはお店で買って試してみてください。
 ホノルル動物園の入り口付近には、様々な木が植えられています。
大きな日陰を作るバニヤンやモンキーポッド、プルメリア、そしてククイなどなど。
 中でも、葉の色が淡い緑色に見えるククイの実は、梅の実にも似ています。
この実の中に、ククイナッツが入っています。
ナッツはレイの素材としてよく使われていますね。
 丸い実を割ると、中からナッツが出てきます。
さらにナッツの硬い殻を割ると、中には白く、油分を多く含んだもの(仁と呼ぶのだそう)が詰まっています。
これがよく燃えるので、ロウソク代わりになったことから、ククイの木は「キャンドルナッツ・ツリー」とも呼ばれます。
ナッツの中身が食べられます。
でも、よく火を通さないと、たちまち強力な下剤になるのでご注意!ナッツは殻ごとよーーく炒った後、殻を割って中を取り出します。
茶色く焼けた色になった仁の部分を潰して塩と混ぜると、古代ハワイで調味料として使われていた「イナモナ」になります。
炒ったククイの仁は、古代ハワイだけでなく、現代でもポケの調味料として使っているお店があります。
ポケを買う際に材料が書かれていたら、「Inamona」という言葉を見つけてみてください。
 ハワイ最大のモール、アラモアナ・センターには、よく見ると数多くの植物が植えられています。
中には、上の階を突き抜けるほど背が高いものも!ギザギザの大きな葉が特徴のウルも、モール内に植えられています。
ウルは「パンノキ」と呼ばれる木で、まん丸のボール状に育つ実は、炭水化物がたっぷり含まれています。
そのため、主食にもなる実で、古代ハワイの人々は、タロに並んでウルの実も蒸し焼きにして、潰して食べていました。
 現代でもウルは、実そのものに加え、薄くスライスして揚げたチップス、生野菜やクラッカーのディップなど様々に加工され、スーパーやファーマーズ・マーケットなどで売られています。
この巨大な木…

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