アロハ！

今週の担当は、ハワイアンカードスクール公認ティーチャー　Natsuko　です。

あなたのマナ（スピリチュアルなエネルギー）が虹色に輝くように、ハワイの光と風に乗せてメッセージをお届けします。

カードのメッセージ

今日のカードは、「ポハク」です。

ポハクはハワイ語で石のこと。

古代ハワイの人々は石にもマナがあり、性別があり、生死があると考えました。

子どもを望む人たちが生殖に関わるとされた石に供物を捧げることもあったそうです。

このカードからの今日のメッセージは、「感謝に幸せが宿る」。

足りないと思う心のまま外へ外へと求めても、満たされることは難しいでしょう。

あなたがしてもらったこと、反対に相手にして返したこと、それらについて考えてみる好機かもしれません。

お金でも何でも、たまたまあなたの手元にあるからといって雑に扱っていいものではないことを思い出して！

こぼれ話

1975年に完成した双胴のカヌー「ホクレア号」は、1976年に近代計器を使わない伝統航海術でハワイからタヒチへの航海を成功させます。

ある出来事により伝統航海術を知る人物が船を降りたため、最初の航海の復路では通常の計器を使ってハワイへと戻ることになりました。

 

その後、伝統航海術によるタヒチへの往復航海が成し遂げられたのは1980年のことです。

タヒチからハワイへ向かう航海では、カヌーは北に進路をとり、ハワイの緯度に達するまで風上に向かって東に進む必要があります。

頭の上に輝く星「ホクレア（うしかい座のアルクトゥルス）」が見えるところまで来たら、カヌーはハワイ諸島と同じ緯度にあるので、風下に方向を変えて西にある島々を探します。

ただし、理論上は天頂星「ホクレア」によって緯度を決定できるはずですが、海の上ではカヌーが揺れるため、星が真上に位置するかどうかを判断するのは難しいと思われました。

そこで他にも基準となったのが「ハナイアカマラマ（南十字星）」です。

子午線と重なる十字架の星々と地平線との間隔を計ることによって、正しい緯度を知ることができる！

何日も解決策を考え抜いた末、答えは夢の中でナビゲーターのナイノア・トンプソンにもたらされました。

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