カウアイミュージアム/Kaua’I Museum
もくじ
100年前から変わらない姿で残り、カウアイ島の歴史を今に伝えるミュージアム
ハワイ最古の島と言われ、勇壮な自然が人々を引きつけてやまないカウアイ島。この島の魅力として、ハワイ屈指の自然だけでなく、歴史的建造物が多く残り100年前からほぼ変わらない姿を今でも楽しむことができるという歴史価値の高さも見逃してはいけない。
そんな価値あるカウアイ島と隣島のニイハウ島の歴史や文化をはじめ、かつてのハワイアンの生活ぶりなどに触れることができるのが「カウアイミュージアム」だ。ミュージアムは、1924年に溶岩石のブロックを外壁に用いて作られたウィルコックス・ビルディングと、1960年に増設されたライス・ビルディングからなる。当初は図書館として利用されていたが、その後ミニュージアムへとその役割を変え、今では島の文化的観光スポットになっている。カウアイ島の玄関口であるリフエ・タウンの中心部、ライスストリート沿いにあり、100年の歴史を感じる重厚感のある佇まいが目印。
歴史と自然の成り立ちを知ることで、ハワイの景色もまた違って見えてくる!
ミュージアム自体はそれほど大きくは無いものの、そこに所蔵されているものは歴史的価値の高いものばかり。カウアイ島とニイハウ島の昔を今に伝える歴史的な品々や、時が経つごとにその価値を高めていく伝統工芸品、さまざまなアーティストの作品などが展示されている。
また、2階には日系移民に関する展示品が揃っている。日系移民の家族が当時住んでいた住居の再現など、日本との繋がりを感じることのできる展示も多い。季節に合わせた特設展示なども行われているので、カウアイ島を訪れた際にはお散歩がてら気軽に立ち寄るのもいい。今目に見えているものだけでなく、ハワイの歴史や自然の成り立ちを知ることで、これまで見ていた景色もまた違ったフィルターで楽しむことができるかもしれない。
みんなの憧れ、貴重なニイハウ・シェルのアクセサリーを旅の思い出に
館内にあるショップでは、さまざまなハワイの伝統工芸品が販売されている。定番のハワイアン・キルトをはじめ、ハワイの歴史や文化に関する書物、ミュージアムのオリジナルグッズなど多彩なラインナップが並ぶ。また、ショップではニイハウ島から直接仕入れている貴重なニイハウ・シェルのアクセサリーと出会うこともできる。
ニイハウ・シェルは、今はツアーなどでしか一般の人は入ることができないニイハウ島のビーチでとれる色鮮やかな貝殻。その希少価値は高く、ニイハウ・シェルのアクセサリーはハワイを訪れる多くの人の憧れの存在になっている。お値段はなかなかするものの、長く使い続けることができる一生もののアイテムなので思い切って手に入れてみるのもいいかも。
カウアイミュージアム/Kaua’I Museum
- 住所:
- 4428 Rice St. Lihue, HI 96766
- 電話番号:
- 808-245-6931
- 営業時間:
- 9:00~16:00
- 定休日:
- 日曜・祝日