
MWレストラン、ペイストリー・シェフ・ミッシェルの「ストロベリー・ハイビスカス・ちちだんご」
「ハワイ・シェフのクッキング・レシピ 」第三弾は、ご夫婦でレストランのオーナーシェフを営んでいる、話題のレストラン「MWレストラン」を訪ねました。
今回は奥様のミッシェル・カー・ウエオカ・ペイストリー・シェフより、ハワイの日系人がこよなく愛するソールフード「ちちだんご」の作り方を教えていただきました。
「ちちだんご」(乳団子)とは広島発祥の和菓子です。
ハワイは広島からの移民が多いこともあり、日系人の間で乳団子は広がりました。
現在は地元の人に愛されているハワイのソールフードとなっています。
シェフが推薦するペイストリーシェフ・ミッシェル・カー・ウエオカ氏 シェフ・ミッシェル・カー・ウエオカ(Chef Michelle Karr-Ueoka)ハワイにはスイーツで人気の高いお店はたくさんありますが、ペイストリーのシェフとして名が知られている人気のシェフは、MWレストランのミッシェル・カー・ウエオカ氏と言えるでしょう。
ホノルルで生まれ育った彼女は、ハワイ大学 在学中(トラベルインダストリー・マネジメント)、アラン・ウォング氏の元でエクスターンシップの研修を行うことがきっかけとなり、料理への情熱が湧き、ニューヨークの料理学校CIA(The Culinary Institute of America)に入学。
NYのレストラン"Daniel"や、カリフォルニアの “The French Laundry” などで経験を積み、再びアラン・ウォング氏の元で6年間 更なる料理の腕を上げていきます。
その後、NYのレストラン “per se” でペイストリー・シェフを目指す夢を見つけ、料理のコースからペイストリーへと切り替えます。
以降彼女は、ハワイで最も高く評価されるパティシエの一人となりました。
2012年には、新進気鋭のシェフや料理の専門家を称える「StarChefs Rising Stars Awards」を受賞。
2013年10月、夫であるウェイド・ウエオカ氏とハワイリージョナル・クイジーンの『MWレストラン』をオープン。
翌年、アメリカで最も権威のあるジェームズ・ビアード財団より「ベストニューレストラン部門」に、ミッシェル・カー・ウエオカ氏は「優秀ペイストリー・シェフ部門」でノミネートされています。
彼女は、地元のコミュニティーに恩返しをしたいと、ハワイの料理学校の教育や農…