メイド・イン・ハワイのお酒を堪能しよう!おすすめの4つをご紹介します

メイド・イン・ハワイのお酒を堪能しよう!おすすめの4つをご紹介します

水が綺麗で自然が豊かなハワイはウイスキーや焼酎、ラムにビールなど地酒の宝庫です。今回はハワイで堪能できるメイド・イン・ハワイの美味しいお酒と酒造所をご案内します。

コオラウ・ディスティラリー/Ko’olau Distillery

参照:@koolaudistillery

「コオラウ・ディスティラリー」は木の樽で熟成したアンバーウイスキーを生産する、オアフ島唯一のディスティラリー(蒸留所)です。名前の由来となったコオラウ山脈は、北のカフク岬から南のマカプウ岬までの約55㎞を結ぶ、古代の火山が浸食されてできた山脈。この山々に降り注いだ熱帯の雨は、約300年かけて地層で濾過されますが、コオラウ・ディスティラリーではこの恵まれた水を使ってウイスキーを生産しています。

ディスティラリーがあるのはカイルアとカネオヘの町の間に挟まれた、H3ハイウェイ沿いにある小さな工業団地の一角。

小規模なディスティラリーでウイスキーを生産するのは、退役軍人で親友同士のイアン・ブルックスさんとエリック・ディルさんのお二人。

彼らが生産したウイスキーは芳醇(ほうじゅん)な香りと甘みがある味わいで、ウイスキーが苦手な人にも飲みやすいお酒に仕上がっています。

このオアフ島で生まれたウイスキーが手に入るのはフードランドやセーフウェイ、タムラリカーショップなど。

ディスティラリーでもウイスキーが購入でき、ガイドツアー(英語のみ)もスタート。こちらのサイト(

コオラウ・ディスティラリー/Ko'olau Distillery アクセス+店舗情報

ハワイアン焼酎カンパニー/Hawaiian SHOCHU Company

オアフ島ノースショアの町ハレイワで、日本人夫婦がひっそりと営む焼酎の蒸留所が「ハワイアン焼酎カンパニー」です。

この蔵で造られている焼酎「波花(なみはな)」はハワイ産のさつま芋のみで仕込み、春と秋に3000本ずつ出荷され毎回2カ月ほどで完売となる、まさに幻の芋焼酎です。

蔵を営むのは、タロイモをペースト状にしたハワイの伝統料理「ポイ」を食べていたときに、芋焼酎作りを思いついたという平田さんとその奥様。

伝統の芋焼酎作りを学ぶため、鹿児島の蔵元「万善酒造」へ弟子入りした後、ハワイへ移住し、現在の場所でオリジナルの焼酎造りをはじめました。

その工程は手揉みによる丁寧な麹作りから始まります。この麹と芋と水を修業先から譲り受けた壺に入れて発酵させ、できたもろみを蒸留。最後にタンクに入れて熟成させると焼酎の完成です。

波花はアルコール度数30度と一般的な焼酎より高いのが特徴。使用する芋や麹、さらに気候などが毎回異なることから、同じ銘柄でありながら異なる味わいの焼酎に仕上がるのも魅力です。

新作ごとに番号と焼酎の特徴を表すニックネームがつけられ、現在2020年3月に出荷予定の14作目が熟成中。確実に入手したければ、出荷日や予約販売方法などが発表される公式ブログのチェックがおすすめです。

また「ZIGU」や「凜花」などのレストランでも扱われており、グラス$12前後で味わうことができますので、予約の際に問い合わせてくださいね。

ハワイアン焼酎カンパニー/Hawaiian SHOCHU Company アクセス+店舗情報

ハワイアン焼酎カンパニー/Hawaiian SHOCHU Company

住所:
66-542 Haleiwa Rd, Haleiwa
電話番号:
808-924-1712
営業時間:
9:00~17:00(訪問の際は事前に要連絡)
定休日:
無休
URL:
https://kaloimo.exblog.jp/ (公式ブログ)

コハナ・ディスティラリー/Kohana Distillery

参照:@kohanarum

ハワイ産のサトウキビを原料に香り豊かなラム酒を蒸留しているのが「コハナ・ディスティラリー」。
ラム作りに使用されるのは、すでに絶滅したと思われていた「マヌレレ」という種類の幻のサトウキビ。

ワヒアワに近いクニアの街にあるディスティラリー周辺にはサトウキビファームがあり、100%オーガニック栽培した幻のサトウキビを使いラム酒を蒸留しています。生産されているラムはステンレスの樽で熟成したホワイト・ラム 「ケア(KEA)」や楢の樽で4年間熟成した「コア(KOA)」。

さらにバニラやハチミツのフレーバーが香る「コホ(Koho)」にハワイ産のチョコレートでフレーバーをつけた「ココレカ(KOKOLEKA)」の4種類。どのラム酒もまろやかで芳醇な香りが特徴。

製法や原料による違いはありますが、いずれのラムもすっきりとした飲み口が広がり、様々なラム・カクテルにぴったりのテイストを持っています。

ロバーツ・ハワイでは日本語ガイドにディスティラリーを案内してもらえ、試飲も楽しめる「メイド・イン・ハワイ コハナ・ラムツアー」を開催中。

アルコールが苦手な方には試飲の代わりにジェラートの試食もでき、ワイキキからの送迎も付いているので、試飲しても運転の心配がいらないのが嬉しいですね。

コハナ・ディスティラリー/Kohana Distillery アクセス+店舗情報

コハナ・ディスティラリー/Kohana Distillery

住所:
92-1770 Kunia Rd #227, Kunia Camp
電話番号:
808-517-4067
営業時間:
10:00~18:00
定休日:
無休
URL:
https://shop.kohanarum.com/
メイド・イン・ハワイ コハナ・ラムツアーURL:
https://jp.robertshawaii.com/activity/1d146a1a-ec28-5c65-a718-170e3d1007ad

コナ・ブリューイングカンパニー/Kona Brewing Company

「コナ・ブリューイングカンパニー」は数あるハワイの地ビールのなかで最も知られている1994年創業の地ビールの会社。オアフ島をはじめハワイ島やマウイ島などのレストランでも味わうことができ、ABCストアを始め数多くのスーパーマーケットなどでも気軽に手に入れることができます。

ハワイ島の人気観光地カイルア・コナにある本拠地では工場でビールが生産される工程を見学し、お好みのビール4種類を4オンスのサンプラーサイズで試飲できるツアーを開催。

ちなみにカイルア・コナで製造されているのはレストランなどに納める樽入りの生ビール。お店で購入できる瓶や缶入りのビールは、ハワイのレシピを元にアメリカ本土の工場で生産されています。
工場の隣では直営のパブも営業しており、ピザやサラダなどのフード類と共に、日本ではなかなか味わうことのできないコナ・ブリューイングのビールが味わえます。

直営のパブはオアフ島ハワイ・カイのココマリーナでも営業しており、様々なコナ・ブリューイングのビールを楽しむことができます。

なお、工場見学への参加は16歳以上からとなっており、写真付きIDの提示が必要です。予約は公式サイトから可能となっており、ビールを保管する冷蔵庫も見学するので厚手の上着を持っていくようにしましょう。

コナ・ブリューイングカンパニー/Kona Brewing Company アクセス+店舗情報

コナ・ブリューイングカンパニー/Kona Brewing Company

住所:
74-5612 Pawai Place, Kailua Kona
電話番号:
808-334-2739
営業時間:
(醸造所ツアー)10:30~15:00 、(パブ)11:00~21:00、金・土曜11:00~22:00
定休日:
無休
URL:
https://konabrewingco.com/

ハワイの多くの酒造所では見学や試飲が楽しめます。またレストランやギフトショップを併設していることも多くお酒が苦手な人でも楽しめるので、ハワイ旅行に出かけたら酒造所に足を運んでみてくださいね。

 

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