飲めば恋が叶うかも? ロマンティックなハワイのお酒 Ko Hana Distillers(コハナ・ディスティラーズ)

飲めば恋が叶うかも? ロマンティックなハワイのお酒 Ko Hana Distillers(コハナ・ディスティラーズ)

ハワイのお酒といえば「コナビール」に代表されるビールが真っ先に思い浮かびます。
常夏の島特有のまったりしたムードが漂う昼下がり、南国らしいラベルデザインで目を楽しませつつ、よく冷えたビールを味わうひと時は、ハワイ滞在の醍醐味ですよね。
最近はマイクロブルワリーが次々とオープンするなど、クラフトビールが盛り上がりを見せています。
  コハナ・ラム。
サトウキビの種類や樽熟成の期間ばどによって色や香り、味わいはさまざま そんなハワイで、上質なラム酒がつくられているのをご存じでしょうか。
オアフ島中部のクニア地区に蒸留所を構える「コハナ・ラム」がそれ。
“ファームからボトルまで”をコンセプトに、オーガニックなラム酒を手づくりしています。
 工場見学ツアーはラムの試飲とグラスのギフトつきで25USD(21歳以上)。
試飲のみは10USD ラム酒の原料はサトウキビ。
今から1000年ほど前、ポリネシアからカヌーでやって来た人々が、ハワイにサトウキビを伝えたと言われています。
植えられたサトウキビは、ハワイの気候や土地の性質に合わせて変遷を繰り返し、たくさんの固有種のサトウキビが生まれました。
ある研究によると、もっとも多い時には80種類ほどが、自生に近い状態で育っていたそう。
しかし時代が進み、サトウキビの存在は忘れられていきます。
コハナ・ディスティラーズでは、このままでは絶滅してしまうかもしれないハワイ固有種をひとつずつ発見し、オーガニックな環境で栽培して、ラム酒に加工しています。
現在は10種類ほどの固有種が確認できているそうです。
 見学用にファームで栽培されているハワイ固有種のサトウキビ。
品種により幹の色などが微妙に異なる 実はサトウキビは、古来“アロハ(愛)”を伝えるスピリチュアルな儀式によく使われてきたとか。
そのためハワイ固有種のサトウキビには、愛にちなんだ名前が付けられています。
たとえば「マヌレレ」は“飛ぶ鳥”という意味ですが、その裏には“遠距離恋愛で遠くにいるあなたに、私の思いを届けたい”という思いが込められていたり、「ピリマイ」は“結ばれる”という意味が“一夜だけでもいいから私のところへ来て”に転じて、“媚薬”とも呼ばれたり。
 熟成を確認するスタッフのエリックさん。
樽はアメリカンオークを使ったものが多い そんなロマンティックなサトウキビを使った「コハナ・ラム」。
蒸留酒はアルコール度数が…

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