コロナ史上最多フェスティバル!500人規模のビール祭がハワイ島で開催
コロナが猛威を奮い始めてから、今年で早2年強が経ちました。
ここハワイでは今月26日から新型コロナウイルス感染症に関する規制が諸々解除され、一部を除き、屋内でのマスク装着義務がなくなりました。
2020年4月に全米で初めてとなる、マスク着用義務化をいち早く施行したハワイ州。
コロナの象徴とでもいうべきマスク装着義務の撤廃は、コロナからの脱却を示す意味で大きな意味を持つ決断であり、観光に大きくシフトした経済政策に、街行く人々の表情もとても明るくなりました。
ちなみに、連邦政府のガイドラインにより、4月18日までは公立学校、空港や公共交通機関で引き続きマスク着用が必須となっています。
そしてつい先日、コロナ始まって以来初になる500人規模のイベントがハワイ島で行われました。
こちらのコナ・ブリュワーズ・フェスティバルは、通常3000人以上が集まる大規模なイベントですが、開催された3月12日はまだ集会制限があったため最大人数の500人に制限されていました。
それでも参加者350人、スタッフ100人、ボランティアスタッフ50人の大所帯イベントはコロナ禍初ということもあり、開始を待ちわびる人たちで長い行列ができていました。
ちなみに参加費は1人200ドルです。
様々な規制が撤廃されるとはいえ、感染防止対策は引き続き慎重に取り組んでいくのが、ウィズコロナの真髄。
こちらでも入場する際にワクチン摂取証明書の提示が必須となっており、それがあって始めてリストバンドを装着できます。
下記のように、ひとりひとりスタッフが目視で参加者の証明書を確認しています。
そしていよいよゲートオープンの16時までもうすぐというところで、ヘイアウ(古代ハワイアンの神殿)にてハワイアンの伝統継承者(カフ)であるKumu Keala Ching氏によるチャント(祈り)が始まりました。
チャントはこのようなハワイのイベントの時だけでなく、神聖なヘイアウに足を踏み入れる許可を得たいときや、結婚式など、ハワイの神々に捧げる祈りと感謝の言葉として必ず行われています。
チャントが終わると、Kumu Keala Ching氏が作った‘ĀINA ‘AILĀ‘AUというチャントにのせてフラが行われました。
キラウエア火山の愛と自由を謳ったこの力強く美しいチャントと、人々を鼓舞するような彼のパワフルな歌声で、人々のボルテージが最高潮に高ま…