【ハワイ産コーヒーの歴史】始まりはオアフ島!コーヒーの木に囲まれてコーヒーを飲もう

【ハワイ産コーヒーの歴史】始まりはオアフ島!コーヒーの木に囲まれてコーヒーを飲もう

毎年のように雑誌やネットなどに登場する「ハワイ土産の人気ランキング」。
チョコレートやクッキーに並んで、ランキングの常連ともいえるのが、ハワイ産のコーヒーです。
ハワイ島コナで栽培されている「コナ コーヒー」が有名ですよね。
ハワイ発着の飛行機の機内で提供されたり、ホテルの部屋やABCストア(コンビニエンスストア)の店頭などにも置いてあったりと、ワイキキ滞在中も、ハワイ産のコーヒーを気軽にいつでも味わえるようになっています。
ところで、ハワイ土産の定番となったコーヒーは、どんな歴史をたどってきたのでしょうか。
 コーヒーが初めてハワイの地に 緑豊かなハワイとはいえ、コーヒーという植物はハワイに自生していたものではなく、海外から持ち込まれたものです。
最初にハワイにコーヒーが上陸したのは、カメハメハ大王の時代。
大王のアドバイザーの一人であり、園芸の知識に優れていたスペイン人のDon Francisco de Paula y Marin(マリン)が、1813年、コーヒーとパイナップルを初めてハワイにもたらしています。
ホノルル港に近い土地を与えられていたマリンは、輸入したコーヒーの苗をオアフの地に植えますが、残念ながら上手く育ちませんでした。
ちなみに、マリンが持っていたホノルル港に近い土地の辺りには、現在「マリン ストリート」という小道が出来ており… そこにはなんと、コーヒーショップがあります。
 ハワイに、最初にコーヒーをもたらした人物ゆかりの場所だということを、知ってからお店を訪れてみると、ここで飲むハワイ産コーヒーも、また格別に美味しく感じそうですね!1813年に植えられたコーヒーは、残念な結果となりましたが、時が経って1825年、イギリスからハワイへと向かった船に、農業に詳しいイギリス人のジョン・ウィルキンソン氏が乗り込みました。
その船がブラジルのリオデジャネイロに立ち寄った際に、ウィルキンソン氏はアラビカ種のコーヒーの苗木を手に入れ、その苗がハワイへと渡ります。
さて、その苗が植えられたがどこだったのかというと、ワイキキから車で20分程の距離にある、マノアの谷でした。
 1828年から29年に、マノアで育ったコーヒーの木がハワイ島のコナに渡り、ハワイ産コーヒーの本格的な生産がスタートしたと言われています。
ちなみに、マノアは雨が非常に多い場所のため、当時は農園を管理するのも大変で、…

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