ハワイのレジェンド、デューク・カハナモク

ハワイのレジェンド、デューク・カハナモク

8月20日から28日までクヒオ・ビーチを中心にワイキキでデュークス・オーシャンフェストが開催されます。
ハワイを代表するサーフィン、水泳、パドルボードレース、ビーチバレーなどの様々なウォータースポーツの競技と、さらにハワイで唯一のドッグサーフィンコンペティションも開かれます。
また、スポーツだけではなくフラ、映画や音楽を楽しむことができるイベントになっています。
デュークス・オーシャンフェストは、サーフィンのスポーツとしての普及に多大な貢献をした、ハワイ出身の伝説的なサーファー、デューク・カハナモクを称えるウォータースポーツイベント。
デュークの誕生日の8月24日の週に毎年開催されています。
 クヒオ・ビーチに立つデュークの銅像がとても印象的で、銅像前で記念撮影する人が絶えない人気スポットとなっています。
今も伝説として名を残すデュークですが、皆さんは彼の活躍をご存知ですか?今回はハワイのレジェンド、デューク・カハナモクについてご紹介します。
 サーフィンの起源と歴史 まず、デュークの活躍を知るためにはサーウィンの歴史的背景を知る必要があります。
1778年に、キャプテン・クックが西洋人として初めてハワイ諸島を発見したときには、サーフィンは既に文化の一つとして確立していました。
男女ともに、木製のサーフボードを使い波に乗っていたという記録が残っていて、最初のサーフィン記録といわれています。
神話や伝説にも描かれるほどポピュラーだったサーフィンは、19世紀にアメリカからのキリスト教の宣教師の上陸をきっかけにフラやハワイ語などとともにサーフィン文化は急激に衰退しました。
しかし、弾圧を受けたのにも関わらず、サーフィンは決して消滅することはありませんでした。
デューク・カハナモクの活躍こそが、サーフィン文化を繋ぎ止め、モダン・サーフィンを世界に広めたのです。
 デューク・カハナモクの活躍 デュークが誕生した1890年、当時はハワイ王朝が困難な時期に直面し、比例して西洋文化が広まっていきハワイ文化が薄れてしまっていった時代でした。
そのような時代背景がある中、1912年デュークはストックホルムで開催されたオリンピック水泳自由形100メートルでハワイ出身者初の金メダルを獲得し、ハワイの人たちにとってヒーロー的存在になりました。
その後、彼はアメリカ本土やオーストラリアでサーフィンを披露し、行く先々で世モダ…

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