ローカルにも人気。「ダイヤモンドヘッド」登頂記
ALOHA!!
ハワイ在住のアンティー・ハルコがローカルならではの日々の話題をお届けします!
今回の「お届け」は「ダイヤモンドヘッド」
ツーリストにもローカルにも人気のダイヤモンドヘッド。
私は毎年、自分の誕生日に年間パスを購入。
車にスニーカーを積んでいて、時間が空いた時にウォーキングがてら行くようにしています。
朝は混んでいて、パーキングに入るにも長蛇の列だったりするので最近は午後に行くことが多いです。
ダイヤモンドヘッドの名前の由来は1800年代にイギリス人が方解石の結晶をダイヤモンドと見間違えたことからダイヤモンドヘッドと名付けたという説があります。方解石はカルサイトという石でパワーストーンとしても有名です。また、朝日(または夕日)を浴びる山の姿がダイヤモンドのようにまぶしかったから、と言う説もあります。
また、昔のローカル・ハワイアンはこの山を「レアヒ」(Le’ahi)と呼んでいました。「レ」は額、「アヒ」はマグロの意味です。女神ペレの妹、ヒイアカ(Hi’iaka)が、山頂がマグロの額のような形をしているので「レアヒ」と名付けたという伝えも残っています。ビショップ・ミュージアムに行くとその名前の由来の説明でこんなスライドを見せてくれます。
もう一つ、「レアヒ」の語源は「火の岬」と言う説もあります。海に出るカヌーを導くための灯台の役割をしていた「かがり火」を指していると言われています。風によって大切なかがり火が消えないように山頂にあったと言われるヘイアウで祈りが捧げられていたそうです。
そんなダイヤモンドヘッド。サクサク登るのも良いですが、景色もエンジョイして下さいね。
登って行くとどんどん景色が変わります。
最初の階段の手前の展望台。お天気が良いと海の色が本当にきれいです。
そして最初の階段。
ここは76段らしい。
”らしい” と言うのは、私は登る時に数えていないので調べてみました。
ここを登り切るとトンネルです。
昔は真っ暗だったトンネルも今は足元を照らす電灯がついているので歩きやすいです。
そして、このトンネルを抜けると。。。
さらに99段の急な階段が!
ここは前も後ろも見ずにタッタとリズム感良く登りましょう!
この階段を登る自信がない方はちょっとなだらかな迂回階段が新しく出来ています。
この急な階段を走って行ったり来たりトレーニングしている強者も居ますよ〜!
階段の登りきると更にトンネル。そして、螺旋階段をちょっと登ると頂上はすぐそこです。
私が大好きなダイヤモンドヘッドの灯台が見える景色です。
何回見てもこの海の色には癒やされます。
さらに一番てっぺんまで行くとワイキキが一望できます。
もともと米軍によって作られた山頂へのトレイル。砲台や攻撃統制所の跡が残っていはいますが、実際にここから攻撃が行われたことはないそうです。軍が沿岸警備の要塞にしていたと言うことは回りを一望できると言うことなので、この景色の素晴らしさ!!
この日はこんな珍しい虹が見えました。
クレーターのふち、ぎりぎりにかかる虹です。こんな景色に出会えて本当にラッキーでした。
頂上まで登ったら、帰りはらくらく。
トンネルの壁や床を見るとキラキラしているのでチェックしてみて下さいね。
トンネルを抜けたら明るい未来が待っているような気持ちになります。カルサイトのトンネルを抜けたからでしょうか?
何だか雲さえも神秘的です。
沿道の植物も注意してみると面白いです。
駐車場まで戻ってくると、パイナップルやシェーブアイス、ホットドッグにそそられます。
フラでもお馴染みの「カイマナヒラ」。英語のダイヤモンドヘッドをハワイ語に訳して、カイマナ=ダイヤモンド ヒラ=丘。
これは日の出を見に登ったときの写真。
ちょっと曇っていましたが、すごいパワーを感じました。
ワイキキからも近く行きやすいので是非登ってみて下さいね!!
では、次の「お届け」まで、ALOHA♪
Diamond Head
- 住所:
- Honolulu, HI 96815
- 電話番号:
- +1 808-587-0300