アロハ！

今週の担当は、ハワイアンカードスクール公認ティーチャー　Natsuko　です。

あなたのマナ（スピリチュアルなエネルギー）が虹色に輝くように、ハワイの光と風に乗せてメッセージをお届けします。

カードのメッセージ

今日のカードは、「カイウラニ」です。

カイウラニ王女はスコットランド出身の父とリケリケ王女の間に1875年に生まれました。

伯父のカラカウア王はハワイ王朝の後継者として幼い頃から姪のカイウラニを公式行事に伴い、1889年にはイギリスへ留学させました。

このカードからの今日のメッセージは、「運命があなたを選んだ」。

なぜ私なのか？と問うとき、なぜ私ではいけないのか？という問いも同時に成立することを忘れずにいてください。

コインの表と裏があるように、誰の人生にも喜びのときもあれば悲しみのときもあります。

誇り高く顔を上げて立ち向かっていくとき、あなたの内なるマナが最大出力で動き始めるでしょう。

こぼれ話

後にハワイ王朝第8代の女王となるリディア・リリウオカラニと未来の夫ジョン・オーウェン・ドミニスがお互いの存在を意識し始めた出来事は、ある王族の結婚に関係しています。

リディアの養父パキが亡くなった一年後、1856年6月にアレグザンダー・リホリホ（カメハメハ四世）とエマ・ルークの結婚式がカワイアハオ教会で行われました。

リディアと兄デビッド（後の第7代カラカウア王）はそれぞれ新郎新婦の介添人として出席し、式の後は盛大なルアウ（祝宴）や舞踏会が催されました。

モアナルアから王が出立する際は総勢200名もの男女の騎馬パレードが付き従い、リディアと当時プリンス・ロット（後のカメハメハ五世）に仕えていたジョンは並んで行進していました。

突如二人の間に下手な騎手が乱入してきて、ジョンは馬から振り落とされ脚を骨折します。

大けがにもかかわらずジョンは再び馬上の人となり、リディアを家まで送り届けて馬から降りるのに手を貸したそうです。

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