現地観戦♪メリーモナークフェスティバル!

現地観戦♪メリーモナークフェスティバル!

Aloha!! E Komo mai!!

フラダンサーのあずさです! フラシーズン真っ盛りです。
今年の4月に行われた第55回メリーモナークの優勝チームがこの夏、日本にやってきます。
日本で本場のフラを感じられること間違いなし。
本場メリーモナークの興奮と感動が感じられるイベントに是非、足を運んでみてください!!

今回は4月に行われた本場メリーモナークの様子をみなさんへご紹介致しましょう。

きっと本場のメリーモナークも観に行きたくなっちゃうかも♡

楽器を使用したフラが目立った今年のメリー・モナーク!

今年の総合優勝は私のクム(先生)のお孫さんが所属するハーラウ(教室)Napua Greig率いる Halau Na Lei Kaumaka O Uka!! 楽器を使用したカヒコ(古典フラ)とアウアナ(現代フラ)は圧巻。会場全体が熱狂。もちろん多くのハーラウがこの日のために努力を重ねてきたわけです。ダンサーの鼓動が会場に響き言葉では表現できないほどの感動を味わいました!
話はもどって、今年のメリー・モナークは楽器を使用したカヒコが目立っていました。

今回 優勝した Halau Na lei Kaumaka O Uka のカヒコで使用した楽器をご紹介しましょう!

メレ(楽曲)は「Ka Ahi A Lonomakua」 この曲は火の女神ペレと豊作の神カマプアアの恋物語。
カマプアアの姿はハンサムな男性なのですが本当の姿は8つの目をもつイノシシ豚なんですよ。

カマプアアはペレに一目惚れ♡しかし湿地に住むカマプアアと火口に住むペレ、正反対の二人は合うわけもなく喧嘩が絶えない夫婦でした。
それは島中を巻き込むほどの大喧嘩。
最後にはペレがカマプアアの森を焼いてしまいました。
このメレにパパへヒ(踏み板で片足で上下げに動かしベースビートを刻みます)とカラアウ(枝木を削りスティック状にして2つを叩き鳴らす)を使用していました。

ハーラウによってはダンサーそれぞれが自分の楽器を制作することから学びが始まるのです。森に入り、樹を切り、枝を削り、楽器を製作する。
ハワイの大地で育った植物を身にまとい、大地の鼓動を全身で表現する。
これこそカヒコの真髄です!

現地で感じたメリモナーク

今回私はダンサーの細やかな表情が見えるステージ左右両サイド、一糸乱れぬ群舞の動きが見渡せる2階正面と3日間様々な角度から観戦することができました。
特に印象的だったこと。
それは・・・
プイリという竹でできた楽器を互いに叩いたり、床に打ちつけたり、そして肩を叩いて音をだすのですが、徐々に彼女たちの肩の皮膚が赤くそしてだんだんと色濃くなっていくんです。
この日までの努力を一目で感じぐっと胸が締めつけられました。

会場はダンサーの身につけたレイの香りが広がっています。観客もハワイアンスタイルのファッションでとってもお洒落♡ 
フレッシュレイをみにつけたり、フラダンサー人気ブランドのドレスを着ている人も多く皆さんとっても素敵でした。
ぜひメリー・モナークへ足を運ぶ機会があればロコに人気のお洋服を着てお洒落も楽しみましょう!!

ダンサーの歓声と涙。ハワイが熱気に包まれる年に一度のメーモナーク! 
フラダンサーだけではなく、ぜひ多くの日本の方に真のフラの姿を知ってもらいたい見てもらいたいと思うメリー・モナーク3日間でした。
フラを通しハワイの文化を敬い次の世代へと受け継ぐ素晴らしい祭典でした。

そして来年も会場で観戦したいと願うあずさでした! 次回はハワイ島の観光の様子をご紹介します。それではまたA hui hou!!  

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