【学ぶハワイ】もうすぐ七夕★ハワイと星の関係を学ぼう

【学ぶハワイ】もうすぐ七夕★ハワイと星の関係を学ぼう

今年も早いもので7月になり、来週は七夕ですね!梅雨の時期で雨が多い日もありますが、7月7日は晴れて星が見られるといいですね!七夕と言えば、織姫と彦星の伝説が有名ですが、七夕は五節句のひとつで「星祭り」とも言われているそうです。
ハワイの魅力の一つに「星」がありますが、特にハワイ島は、天気の良い日に満点の星空を見られることでも有名です。
また、古代からハワイと「星」は切っても切れない関係にあり、古代ポリネシア人は航法器具を用いず、星、太陽や月、海流などを使って遠洋航海を行なっていたと考えられています。
今日はハワイにとって重要な「星」との関係性を学びましょう! ポリネシア人と天体観測 昔、タヒチやマルケサス諸島から小さなカヌーに乗ってハワイ諸島へやって来たポリネシア人たちは、「スターナビゲーション」と言う、北極星(ホクパア)やすばる星団(マカリイ)などの星を目印にして航海を行いました。
ハワイ諸島は周囲を広大な海に囲まれています。
長距離の航海の際に自分たちの現在位置を知るにあたり、星の観察はとても重要でした。
彼らは航海中、水平線上に腕を伸ばし、指先に特定の星が来るようにしました。
指を開いて星と星とがどのような位置関係にあるかを確認して、現在位置を割り出す目安としたのです。
ハワイ諸島が位置する北緯20度付近では、オレンジ色に輝く牛飼い座の1等星アルクトゥルス=ホクレア (Hōkūleʻa) が頭上を通り、北斗七星(ハワイ語の名は、7を表す Nā Hiku)の柄を同じ長さの分、伸ばすと見つかります。
ホクレアのhōkū はハワイ語で星、 leʻa は幸福や嬉しさ、楽しさを意味し、「幸せの星」のような意味合いを持っています。
この他に、海流や水温、風、渡り鳥などを活用し、数千キロメートルに及ぶ長距離航海においても、ほぼ正確な位置を割り出すことができました。
ハワイを含む太平洋の島々は、遠い昔から天体観測を重要な文化として高度に発達させたのでした。
 ポリネシアの伝統航海術を再現したカヌー「ホクレア」 1970年代にハワイアン ルネッサンスというハワイ文化を復興させようという動きが活発化し始めた頃、古代のポリネシア航海術を復元しようとの動きが起こり、1973年にポリネシア航海協会 (Polynesian Voyaging Society) が設立されました。
道具や器械を一切使わずに大海を渡り…

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