建物そのものが歴史遺産!カウアイミュージアムでハワイの歴史に想いを馳せるひととき

建物そのものが歴史遺産!カウアイミュージアムでハワイの歴史に想いを馳せるひととき

リフエ空港から車で5分ほど、カウアイ郡庁舎の隣にあるカウアイ・ミュージアムに行ってきました。
建物は二棟からなり、手前は島の名士であったアルバート・スペンサー・ウィルコックス氏の未亡人の寄付により建てられたもので、1924年当初は島で最初の公共図書館として使われていたそうです。
後方にあるのが1960年にウィッチマン夫人とコール夫人の資金調達のもと、新たに建設されたライス館で、こちらが先に博物館として開業しました。
1970年に図書館が移転したことで2つの建物が統合され、カウアイ博物館となりました。
建物は1979年にハワイ歴史登録財と国家歴史登録財に登録され、小ぶりながらも絵になる佇まいです。
駐車場は美術館裏手、カウンティの駐車場の中にあります。
 カウアイ・ミュージアムでは、カウアイ島やニイハウ島の文化的遺産、工芸が展示されているほか、カウアイの歴史、ハワイ王朝などについて学ぶことができます。
チケットは入り口を入って右手にあるKauai plantation Gift Shopで購入します。
【入館料】一般(18 – 64歳):$15シニア(65歳以上):$12学生 (8 – 17歳):$10子供 (7歳以下):無料ギフトショップのみの利用:無料 順路の最初となるのは「Heritage Gallery」のエリア。
ハワイの文化的遺産を展示しています。
ハワイアンの人々が、かつて暮らしていた住居を再現したものの他、石や木でできた生活用品などが展示されていました。
 こちらはウルマイカというゲームで使われた石の展示。
ウルマイカはハワイアンの間で大変人気のあったゲームで、ボーリングのようなルールであったそうです。
 ニイハウ島の海岸で取れる小さな巻貝で作られたニイハウシェルレイや、工芸品の展示。
ニイハウ島の女性達が独自の素晴らしい技術を持っていたことが伺えます。
とても繊細で美しく、思わず手に取りたくなりました。
 貴族のみが身につけることを許されていたという鳥の羽から作られた装飾品。
装飾に使われたのは、森林や山の中に生息するapapane(赤い羽)やmomo(黄色い羽)と呼ばれる鳥などで、ネットをかけるなどして捕獲し、殺さずに羽毛だけ手に入れ、野に返すこともできたようです。
 「Main Gallery」の様子。
王族が身につけていた、鳥の羽で出来たケープのレプリカが一際目を引きます。
カウアイ…

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