「アイスクリームが食べたいっ！」と思う季節になりました。
青空の下での散歩の後や、モールでのショッピングの途中など、ちょっと体を動かした後に食べるヒンヤリしたアイスクリームは、さらに美味しく感じますね。
さて、アイスクリームの主な原料といえば乳製品。
牛乳やクリームが使われますが、乳脂肪分が高めのものは、コクを感じる豊かな味になりますね。
ハワイでも、地元でアイスクリームは作られていて、専門店もありますが、少しずつ増えてきているのが「乳製品を使わないアイスクリーム」。
代わりに、大豆、オート麦、アーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ココナッツ、米などを原料に作られた「代替乳製品(デイリー オルタナティブ、オルタナティブ ミルク、ノン デイリー ミルクなどと呼ばれます)」が原料として用いられています。
乳製品をつかっていないものをアイス「クリーム」と呼ぶのも、おかしな気がしますが、ハワイで展開している地元の企業、お店の多くは、そういったものも「アイスクリーム」、または、「デイリー フリー（乳製品不使用） アイスクリーム」などと呼んでいるようです。
ちなみに、ソフトクリームの形状のものは「ソフトサーブ」と呼ばれます。
　(乳製品、代替乳製品も使わず、バナナを主体としたソフトサーブを提供する「Banan」)　ヘルシー志向は、世界的に見ても高まっている印象がありますが、ハワイもその流れにしっかり乗っています。
肉類を使わない「ベジタリアン」向けのメニューが、レストランでも充実してきた感がありますし、乳製品を含め、動物由来の食品を一切使わない「ヴィーガン」向けの料理も、かなりの頻度で目にするようになっています。
ヴィーガンの方は、乳製品の代わりとして、前述の代替乳製品を使いますが、その種類が今は大変豊富で、「ミルク」だけでなく、ヨーグルトやアイスクリーム、チーズ、バターなども、植物由来の原料でつくられたものが、スーパーマーケットなどで気軽に手に入れられるようになりました。
　豆乳やアーモンドミルクから作られたヨーグルト　同じくアーモンドミルクやカシューナッツミルクから作られたアイスクリーム　植物由来のミルクは、完全に牛乳の代わりになるということではないかもしれませんが、植物自体が持つビタミンやミネラルをそのままに、カルシウムや他のビタミンなども加えられているので、牛乳の代わりとして十分機能…