アートを通じて伝えたいことがある。カイルア在住フォトグラファーKristen Reyno

アートを通じて伝えたいことがある。カイルア在住フォトグラファーKristen Reyno

オアフ島にある人気の町カイルアに住むフォトグラファー、クリスティン・レイノ(Kristen Reyno)さん。
ウェディングやポートレートの撮影を行う傍ら、ハワイの植物やトロピカルフルーツを使ってデザインされるハワイアンキルトアートが斬新なアイディアのブランド、ローラ・ピラー・ハワイ(Lola Pilar Hawaii)のオーナーでもある。
2018年にスタートしたばかりのローラ・ピラー・ハワイは、そのユニークな写真アートが瞬く間に人々の目を奪い、ハワイの人気セレクトショップで扱われるように。
撮影に使われる植物は、クリスティンさんがオアフ島中を探し回って集めてくる本物の葉、花、フルーツで、これらがフレッシュなうちに一つひとつ並べて撮影を行っている。
クリスティンさんがクリエイトするコンテンポラリーアートは、コンピューターグラフィックによって作られたかのようにも見えるのだが、近づいてよく見てみると一つ一つの花や葉の形状が微妙に異なりコピー&ペーストではないことがわかる。
自然の創造物と真剣に向き合い、丁寧に手作業で時間をかけて行う制作工程も人気の秘密と言えるだろう。
 子供時代に経験した出来事が忘れられずエコを意識するように カンザス州で生まれたクリスティンさんは、子供の時にカイルアへ引っ越してきた。
海に近いライフスタイルは、クリスティンさんのエコ意識やアートへも影響を与えている。
「私が子供の頃、父がよく近所の「キャッスルズ」というサーフポイントに連れていってくれて、サーフィンを教えてくれました。
ある時、サーフィンをしていたら海面でボトルのようなものにはまった何かが海底に向かって泳ごうとしているのを発見したのです。
近づいてその不思議な物体を見てみると、それは釣り針が足に刺さってしまったウミガメで、釣り針の反対側には漂白剤の空ボトルがくっついていました。
ボトルのせいでカメは海面下に泳げないでいたのです。
父はすぐにウミガメをロングボードの上に乗せててビーチまで連れて行き、釣り糸を切ってカメが再び泳げるように救出したのです。
この出来事は私の自然に対する見方を変えてくれ、一生忘れることはできません。
日々の生活の中で、環境を守るためにできる限りのリサイクルを行い、飲料水用のマイボトルを使って、近くの町へは自転車か徒歩で出向き、ビーチに落ちているゴミやプラスチックを拾うようにしています」 …

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