アウトリガー・リーフのカルチャー・ディレクター紹介
アロハ大使ことルアナ・メイトランドさんとは? アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートで文化活動全般を率いる、ルアナ・メイトランドさん。
カルチャー・ディレクターというその正式な肩書以外に、親しみを込めてアンティ・ルアナ、アロハ大使と呼ばれることもしばしばです。
ホテルでは宿泊者向けのカルチャークラスをはじめ文化イベント、ハワイアン音楽のメッカとして知られるレストラン「カニ・カ・ピラ・グリル」の出演ラインナップなどを管轄するほか、ホテルのプロモーション活動のため世界各地を訪問することも。
今回のインタビュー時も、オーストラリアから戻ったばかりとのことでした。
パンデミック以前には、日本のハワイアンイベントにも年に数回、参加していたというルアナさん。
アウトリガー・リーフを代表するまさにアロハ大使のような女性、それがルアナさんです。
【上:2022年5月にオープンしたアオルームで。
ルアナさんのオフィスを兼ねたアオルームでは、カルチャークラスも開催される】 フラダンサーにして熟練のレイメイカー ルアナさんがアウトリガー・リーフに参画して、今年で20年。
カルチャー・ディレクターに就任してからは15年になります。
宿泊客向けに週7日、実に多彩なカルチャークラスを提供していることで知られるアウトリガー・リーフで、まだハワイではそういったサービスが少なかった頃から、ルアナさんはカルチャークラス&アクティビティを構築。
講師も務めてきました。
フラやレイ作り、オヘ・カパラ(竹を使ったスタンプ)、ウクレレなど、ルアナさんの管轄するクラスの種類は多岐に渡ります。
特にレイ作りは花のレイのほか、ククイの実、ティーリーフの葉で作るレイと3種類。
そういったクラスの多くで講師も務めるルアナさんのバックグラウンドを、以下、簡単に紹介しましょう。
【上:アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート提供】ルアナさんはホノルル生まれのホノルル育ちですが、父方のルーツはハワイ島コハラ。
コハラといえばカメハメハ大王の出身地です。
ルアナさんのご先祖もカメハメハ大王の戦士だったとか。
父は、今では数少なくなった純血のハワイアン。
ホノルル出身の母もハワイアンの血を半分引いているそうです。
そんな背景から、ルアナさんは幼少期よりハワイ文化にどっぷり浸かった生活を送ってきました。
8歳から著名なフラの指導者、ルカ&ルイーズ・…