ハワイ島のハワイアンファミリーが次世代へとつなぐ手作りフルーツバター、Liko Lehua

ハワイ島のハワイアンファミリーが次世代へとつなぐ手作りフルーツバター、Liko Lehua

ハワイでは多くの果物が栽培されている。
新鮮なフルーツをいただくのも最高だけど、ハワイのローカルの間では保存食として、フルーツをジャムやソースなどに加工したり、ドライフルーツにして無駄なく長期にわたって栄養満点な地元のフルーツを楽しんでいる。
フルーツバターもその一つ。
ハワイ島の東にあるヒロタウンで、ハワイアンであるカネアリイ家に代々伝わるオハナ(ハワイ語で家族という意味)のレシピを使って、丁寧に作られるフルーツバターがある。
その名も、リコ・レフア(Liko Lehua)。
 現オーナーのドーン・カネアリイ(Dawn Kaneali’i)さんの叔母が、1996年に開発したリコ・レフアのフルーツバターは、その後ドーンさんに引き継がれ、ハワイのコミュニティーに愛され続けている。
リコ・レフアは、ドーンさんが幼い頃に祖母が語ってくれた家のシンボル的存在であり、真っ赤な美しい花を咲かせるオヒアレフアの木が、ブランド名の由来となっている。
この立派に育ち続けるオヒアレフアの木への愛と、何世代も続くカネアリイ家の歴史からインスピレーションを得て誕生したのがリコ・レフアなのだ。
フルーツピューレに、砂糖やバターを加えて手作りされているリコ・レフアのフルーツバターは、甘さとフルーツの風味が絶妙なバランス感。
瓶詰やラベル貼りも一つ一つ家族一丸となって手作業で行われるため大量生産ができない貴重な商品だ。
 ローカルにとっては、子供時代を彷彿させる『懐かしい味』として愛されているリコ・レフア。
オリジナルバターのフレーバーは全部で現在7種類。
ほどよい酸味と甘さの絶妙な味わいでベストセラーであるリリコイバターや、やさしい甘さが特徴のマンゴーバター、そしてユニークなフレーバーのタヒチアンライムバターなど、トーストやベーグル、パンケーキだけではなく、プレッツェルのディップソースとして、またアイスクリームやヨーグルト、アサイボールのソースなどにも使われている。
朝食以外にも、肉や魚料理のマリネやソースとしても使えるのでレシピ活用ができて嬉しい 。
 ドーンさんのの夢だったカフェ、Liko Lehua Cafe フルーツバターはオアフ島のスーパーなど小売店でも手に入るが、カナアリイ家の地元であるヒロには、フラッグシップとなるリコレフアカフェがある。
ヒロベイから内陸へ少し入ったエリアだ。
カフェでは、グルメなプレートラン…

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