まるで異国のよう!かつてのワイキキで見られた動物たち

まるで異国のよう!かつてのワイキキで見られた動物たち

世界各地から観光客の方々が集まり、いつも賑やかなワイキキ。
ビルが立ち並び、道も整備され、現代的な街並みとなっていますが、歩いている人々の奥には、様々な動物たちが暮らしています。
現在のワイキキで多く見られるのは、鳥。
池の近くでは、鴨、鳩、マイナバード、カーディナル、文鳥、インコ、鶏も親子で歩き回っています。
ロイヤル・ハワイアン・センターの屋外ステージあたりでは、メジロの姿も。
 九官鳥の仲間、マイナバード。
車が近づいても飛んで逃げず、歩いて逃げるため、ドライバーの方がハラハラ。
 写真提供:Hawaii Historic Tour LLC さて、人々や鳥たちで賑わうワイキキですが、観光地となる前のワイキキでは、さらに様々な動物たちが暮らし、人々の生活を助ける大切な存在でした。
一体、どんな動物たちがいたのでしょうか? 人々の移動に大きく役立った、ミュール 車がない時代、ハワイで人々の移動に使われていたのが、馬とロバを掛け合わせた「ミュール」という動物。
このミュールが引くワゴンが登場し、人々を運びました。
例えば1800年代の中頃、ホノルル港に到着した人々が、ワイキキに行こうと思ったら、ミュールが引くワゴンに乗って2時間の道のりでした(現在は車で10分程)。
 現在のカラカウア通りを行き来していた、ミュールが引くワゴン(写真左)。
 写真:Hawaii State Archives1900年代に入る頃に路面電車が走り出すまで、ミュールが引くワゴンは使われていました。
 カピオラニ公園で放し飼いされていた、大型の鳥 カピオラニ公園では、大型の鳥がなんと放し飼いにされていました。
それは、オーストラリアから輸入されたダチョウです。
 ダイヤモンドヘッドの北側の町、カイムキまで脱走することもあったそう。
 写真:Hawaii State Archives1890年代に、ベンチャー事業の一つとしてダチョウファームが造られ、30羽のダチョウが飼われていました。
羽を帽子の飾りにしたり、卵の殻をオーナメントに使ったりするために飼われていたそうです。
 農村だったワイキキで大活躍していたのは… ワイキキが観光地として開発されていったのは、1920年代中頃。
それ以前のワイキキには、広大なタロイモや稲の水田が広がっていました。
人の手だけで水田を耕すのは、到底、無理な広さです。
 ダイヤモンドヘッドをのぞむ場所で行…

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