100周年に向けて再建が決定!カピオラニパーク横にある、この建造物は何?
現代的な高層ビルに囲まれたワイキキ。
海岸に沿って、ホテルが立ち並ぶワイキキの街並み。
写真:Hawaii Historic Tour LLCワイキキに人々が暮らし始めたのは1400年代といわれ、長い歴史を持つ場所ですが、高層ビルの多くが1960年代に入ってから建てられているため、現在の姿になってからは、まだ60年ほど。
この現代的な街並みには、探してみると、歴史ある建物もしっかり残されていて、それらを訪ね歩くのもまた、楽しいアクティビティーになります。
ワイキキにある歴史的なスポット、その一つである「ナタトリアム」と呼ばれる建造物をご紹介しましょう。
カピオラニパーク沿いには、歴史あるスポットがいっぱい ワイキキのメインストリート、カラカウア通りを、ダイヤモンドヘッド方面に歩きましょう。
すると、ご家族連れに大人気のホノルル動物園が見えてきます。
その先には、ダイヤモンドヘッドが目の前に迫る、カピオラニパークがあります。
このパーク沿いの道を、さらに歩いていきましょう。
並木に沿って大きな歩道があるので、散歩も楽しい! 写真:Hawaii Historic Tour LLC長く続く針葉樹の並木道。
これは、カピオラニパークがオープンした1877年に合わせて植樹されたもので、当時の様子を今に伝えているものです。
この並木道を先に進むと、米国で2番目にオープンしたという、歴史あるワイキキ水族館、そして、その奥には、「これは一体、何だろう?」と思わせるようなものが見えてきます。
門、そして壁だけ⁉ 写真:Hawaii Historic Tour LLC門と壁のみ…といった形状に見えるこの建造物は、とても長く… ひたすら長い壁が続きます。
写真:Hawaii Historic Tour LLC横から見ると、バレーボールコートもあって、なおさら何の建物なのか、疑問が湧いてきますが、これは「ナタトリアム」と呼ばれる海水プールのある施設で、1927年に完成したものだったのです。
完成間もないナタトリアムを、海側から見たところ。
写真:Hawaii State Archives壁のようになっている所は、海側にまわると観客席となっていて、 水泳大会も開かれていたナタトリアム。
写真:Hawaii State Archives大きな海水プールでは、市民水泳大会が開かれたり、飛び込み台が設置され…