築120年!Airbnbアジトを拠点にハワイ島でムーンボウ探し

築120年!Airbnbアジトを拠点にハワイ島でムーンボウ探し

こんにちは、サトです。

ハワイ諸島の中でもっとも新しい島であり、もっとも大きな島であるハワイ島・ビッグアイランド。
この島の力強さと優しさ、そしてなぜか「帰ってきた」と感じるような懐かしさ…僕が北海道出身なのも関係しているのでしょうか。
妙に親しみやすく、あっという間に惚れ込んでしまいました。

さて今回は、夜の虹・ムーンボウを探しながらの一風変わったハワイ滞在についてお伝えします。

Moonbow Chaser流・ハワイ島での過ごし方

常夏のハワイなのに冬はスキーもできちゃう神の山・マウナケア、火の女神ペレが住むと云われるハワイ最大のパワースポット・キラウエア火山、ブラックサンド・ホワイトサンド・グリーンサンドなど個性豊かなビーチ、断崖絶壁に囲まれた王家の谷・ワイピオ渓谷…などなど、見どころ山盛りのハワイ島。

僕らMoonbow Chaserの目的は、もちろん!夜の虹・ムーンボウ。
でもせっかく訪れたハワイ島。
時間と体力が許す限り、昼間も島のあちこちへと貪欲に足を運びます。

たとえば、ハワイ島滞在2日目のスケジュールはこんな感じです。

10:00 宿泊地・ボルケーノを出発

11:00 アメリカ最南端・サウスポイントへ

14:00 ネイティブハワイアンの聖地・ホナウナウ国立公園を散歩

17:00 コナでサンセットと夕食

19:00 サドルロードでムーンボウ探し

23:00 ボルケーノ帰還

午前中にボルケーノの宿を出発して、時計回りに島を半周。
オアフ島・ワイキキエリアのように車が大渋滞ということはめったにありませんが、ハワイ島内の移動は予想よりも時間を必要とします。
単純に島が大きいこと、一車線の道路が多いというのもありますが、何よりも一つ一つのスポットの見応えが想像以上だからです。

僕らも実際に回ってみて、予定していた絶景カフェ「コーヒーシャック」でのランチ、コナコーヒー生産元の「グリーンウェル農園」見学などは時間切れで断念…さすがに欲張り過ぎました(笑)。
また訪れる際の楽しみとしましたが、個人的にハワイ島滞在は最低でも4~5日は欲しい!と思っています。

ホナウナウからコナへの移動中、雨がパラついてきました。
ザッと強い雨が降ってきたと思ったらすぐに止んで快晴が広がる、そんな南国特有のスコール。
もしや?と思って空を見上げると、そこには「虹の右足」が!

普段だったら「観光中にスコールで全身ズブ濡れなんて困る!」なんて思ってしまうところですが、虹を追い求めている僕らにとっては恵みの雨。
まさしくNo,Rain, No Rainbowですね。
この旅はじめての虹に、ムーンボウ出現への期待も高まります。

コナでサンセットを迎え、夕食をとっているうちに月が昇ってきました。
この「ムーンライズ」を合図に、Moonbow Chaserメインミッション開始!
サドルロードを西へ東へ往来しながら、夜空に架かるムーンボウを探します。

ホテル禁止!?旅ムードを高めるアジト暮らし

ここで少し、Moonbow Chaserのハワイでの宿泊事情をお話ししたいと思います。

移動スケジュールはもちろん、拠点とする宿も「夜にムーンボウを探し回ること」を前提に手配します。
ハワイ島の有名なムーンボウ観測スポットであるキラウェア火山、そしてサドルロードへのアクセスしやすさなどは重要ポイントです。

僕らが利用するのは、民泊サービスAirbnb
Airbnbは正式なホテルなどの宿泊施設ではなく、世界各国の現地の人たちが、自宅の部屋や別荘などを宿泊施設として提供するインターネット上のサービスです。

このAirbnbのリストに掲載されていた中で一際目を引いた、ヴィンテージな貸切ログキャビン。
こちら、なんと築120年!

場所はボルケーノという地域で、キラウェア火山まで車で数分という好立地。
森の中にひっそりと佇み、家の中も外もとにかくムード満点。
ほぼ即決で、僕らの「アジト」に決定!

リビングのテーブルにハワイ島の地図を広げて、移動ルートについて作戦会議する。
ローカルのスーパー「KTA」で買い出しして、料理長・るか君による豪快な男料理で食卓を囲む。
深夜のムーンボウ探しを終えてヘトヘトで帰ってきた後、その日の写真や映像を見ながらハワイの地ビールで乾杯する。

またこの時、仲間のカメラマン・インテツさんと僕は出会って間もなかったのですが、このハワイ島の「アジト」でお酒片手に色々語らい、仲を深めていったこともよく憶えています。

まるで映画やロールプレイングゲームの世界にいるかのように、幻の自然現象・ムーンボウを探すという冒険にドップリ夢中…「アジト」での非日常な日常は、僕らにそんな魔法をかけてくれました。

以降、僕は国内のひとり旅、ちょっとした出張仕事などでもAirbnbを利用しまくるヘビーユーザー。
もちろんリゾートホテルにはリゾートホテルの快適さがありますが、独特のローカル感やリラックス感はこの民泊サービスならでは。
周りにホテルやB&Bのない地域でも宿を探せちゃう便利さ、プール&ジャグジー付きの豪邸から遊牧民のテント、そして島まるまる貸切まで色々選べるユニークさ、他にも魅力はありますが…僕が好きなのは、ちょっとした「観光旅行」を「旅」へと変えてくれるところ。
Airbnb、新たな「旅」のキッカケにおすすめです。

僕らは夜行性!ムーンボウを探して彷徨う日々

さて、本題・ムーンボウ探しのお話に戻ります。
このコラムの初回でもお伝えしましたが、僕の本業・ミュージシャンの日常は華やかと見せかけて、意外と地味だったりします。
このハワイでの日常もトロピカルなバカンスと見せかけて、夜な夜な車を走らせては空をボンヤリ眺める男3人…それはもう、地味の極みです(笑)。

僕らの探し物は地平線に架かる特大ムーンボウ。
その遭遇チャンスは基本、一晩に2回訪れます。
「ムーンライズ後」と「ムーンセット前」、つまり月の出た後と月が隠れる前。
時期によってはその片方のみとなります。

今回のハワイ島滞在2日目を例として考えてみましょう。
日付は2014年9月11日、ムーンライズは現地時間で20:44、ムーンセットは翌日の9:47。
ムーンセット前はすでに空が明るくなってしまっている時間帯のため、この日はムーンライズ後の21~24時頃がチャンス、ということになります。

が、雨がまったく降らない。
月が雲に隠れたまま顔を出してくれない。
時間をかけて動き回っても、インターネットやアプリを駆使しても、ダメな時はダメ。
結局のところ、「地球のご機嫌次第」ですからね。

とは言え、昼間から夜中まで動きっぱなしのタフな行程。
空振りが続くと、正直、早々に諦めて寝てしまいたくなる夜もあります(笑)。

イジけ気味な僕らに、ここで救世主が現れます。
日本で情報収拾をしている時から噂には聞いていた、ハワイ島のベテランガイド・BIG-JINさん。
彼と連絡がとれたのです。

ムーンボウ探しの名人でもある彼から、観測スポットについて詳しく伝授してもらう。
それどころか、話が盛り上がり「ガイドの仕事が終わった後、一緒にムーンボウ探そうよ!」と、僕らと合流してくれることに!

ここに来てMoonbow Chaserに超強力な仲間が加わり、一気に加速するムーンボウ探し…ということで、続きはまた今度。
あっという間に迎えるハワイ最終日、はたして結果やいかに!?
どうぞお楽しみに。

Sato(Moonbow Chaser)
著者:Sato(Moonbow Chaser)

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「限りなくカジュアルなヴィジュアル系」を自称するベーシスト。Moonbow Chaserのリーダー。北海道出身。
バンド活動を経て、2013年のGACKTソロツアー参加を皮切りにベーシスト/ソロアーティストとしての活動をスタート。
旅とカフェ巡りをこよなく愛し、音楽活動の隙間を見つけては国内外をフラフラしている。