夏の星座さそり座は、ハワイでは「マウイの魔法の釣り針」

夏の星座さそり座は、ハワイでは「マウイの魔法の釣り針」

夏の星座の代表的なひとつに「さそり座」がありますが、ハワイでは「マウイの魔法の釣り針」として知られています。
ディズニー映画の「モアナと伝説の海」でも、マウイが持っていましたね。
今回は、その「魔法の釣り針」にまつわるお話をご紹介します。

星になったマウイの魔法の釣り針「マナイアカラニ」

西洋では「さそり座」として知られる星座ですが、ハワイでは「マウイの魔法の釣り針(マナイアカラニ)」と呼ばれています。
冥界にいるご先祖様からもらった、父からもらったなど、出所については諸説あります。
どんな大きな獲物でも捕まえることが出来る釣り針です。
ハワイでは、ハワイ諸島など島を釣り上げたお話も有名です。そのあと空に昇って星になったと言われています。
さそり座を「釣り針」、その横の射手座を「獲物の魚」と見ていたそうですよ。
ちなみに、日本ではさそり座のことを「魚釣り星」「鯛釣り星」などと呼んでいました。
釣り針に見立てるのは、島国に住み漁業を営んでいる民族の共通の考え方なのかもしれませんね。

マウイが島を釣り上げた?伝説の島「モクオラ」

マウイが島を釣り上げたお話のひとつをご紹介しましょう。
ある日、半神半人のマウイは、マウイ島とハワイ島をくっつけてしまおうと考えました。魔法の釣り針「マナイアカラニ」をマウイ島にひっかけて、船でハワイ島の方へ引っ張っていました。あと少しというところで、一緒に引っ張っていた男のひとりが、約束を破って後ろを振り返ってしまいます。途端に、釣り針の魔法が溶けて、マウイ島は元の位置に戻ってしまいました。
その時に、釣り針に引っかかったマウイ島の端っこが残って、モクオラ島になったということです。
モクオラ島は、今は「ココナッツアイランド」という名前で親しまれています。

モクオラ(ココナッツアイランド)は、「癒しの島」

ハワイ島のヒロ湾に浮かぶ小さな島ココナッツアイランド。
ハワイ名では、モクオラと呼ばれています。
モクオラとは「癒しの島」という意味で、昔は、治療や癒しに関わる病院のような施設がありました。
島のそばの海水には、病を癒す特別な力があると信じられていたそうです。
また、プウホヌアと言われる古代の駆け込み寺のような神殿(ヘイアウ)もある神聖な場所でした。
今では、橋が架かり、観光地のひとつとして簡単に訪れることが出来ます。ココナッツの木に囲まれた公園は、人々の憩いの場にもなっています。

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