カフマナの多岐に渡る活動の一環がカフェ運営

オアフ島の西、ワイアナエにカフマナという場所があります。オーガニック農園、ハウジング、ラーニングセンター、ヨガ、カフェなど、いろいろな活動をしているのですが、基本的にNPO団体が中心になって運営されています。
その主な目的はホームレスの人達がハウジングを得て生活できるようになるサポート、教育が受けられない人達や障害のある人達への教育サポート、農業など様々な活動を通して一人でも多くの人をサポートし、更にはオーガニック農場で採れた食材を使って、体に健康な食事とはどういったものか食育していくことを目標にしています。その活動費を集める為に運営しているのが、このカフマナ・オーガニック・ファーム＆カフェ。
ワイキキ周辺からは車で1時間以上かかりますが、この広大な風景の中で、新鮮な農場からとれたての食材を使ったお料理を格安でいただけるのは本当に贅沢。それだけドライブしても行く価値はあります。

カフェのお料理に使う食材はすべて裏にあるファームから！

まずこのカフェで有名なのがカフマナクーラー。庭から採れたハイビスカスに、タイムやセージ、ローズマリー、レモングラスなどのハーブを入れた飲み物なのですが、ハイビスカスには利尿作用もあって、体がクレンジングされる感じです。サラダはどれも新鮮なのでとにかくオススメ。

またフムス＆ピタブレッドなどもオススメです。メインのアントレーは、ビーガン、グルテンフリーのオプションがあるので、オールヴィーガンというわけではなく、チキンやエビ、お魚など、ビーガンじゃない人でも十分楽しめるメニュー内容です。どれもお野菜など食材自体に味わいが深くあって、感動の味です。
またデザートもリリコイチーズケーキやブラウニーなど色々楽しめて、どれも5ドル前後。持ち帰りもOKです。

お手頃なお値段の上、チップはすべてドネーション！

お値段はどれも10ドルちょっとで、オーガニック系のお店にしては安い設定になっているのですが、オーナーのロバート・ザッカ―マンさんは、食の意識改革のためにも、ヘルシーな食事が高ければ誰も試してくれないので、あえて価格を上げないようにしているとのこと。そして、お客さんから頂いたチップはすべて寄付金として、NPO団体の活動に回しているのだとか。そう思うと、思わずチップも弾んでしまいますよね。
ワイキキからはかなりの距離はあるのですが、それでも農場がカフェのすぐ裏にあって、広大な自然のある環境でお食事ができるというのはなかなかないですから、遠出を覚悟して1度是非チェックしてみてはいかがでしょうか？