定番料理を絶妙にアレンジ！ロコに人気の隠れ家的レストラン

仲良しの女性2人が営む、隠れ家的レストラン。2014年にオープン、おいしいブランチが食べられると、ロコの間でたちまち注目のグルメスポットに。地元の小規模ファームをサポートする地産地消のナチュラル系レストランではあるが、ヘルシー志向にこだわりすぎず、野菜、肉、シーフードとバランスのよい料理が揃う。地元産新鮮卵を使ったエッグ・ベネディクト、パンケーキ、サンドウィッチなどの定番料理をアレンジしたオリジナリティーがザ・ニックの特徴。2015年からはディナー営業もはじめ、ますます訪れやすくなった。

場所はハワイ大学近く、ユニバーシティー・アベニュー沿いある小さなショッピング・モール「パックス・アリー」の一角。ヌックという店名通り、目立たない片隅にあり、日系スーパー「ニジヤ・マーケット」裏手の駐車場内にある。ワイキキから10分ほどドライブして、ロコ気分でハワイの一日をスタートしてみては。

日本人にも食べやすい評判のエッグベネディクト

朝食＆ランチメニューは、エッグベネディクト、スクランブルエッグなどの卵料理、ハンバーガー、パンケーキ、ワップル、リゾットなど、ひと味違う趣向をこらしたメニューを用意。ハワイで有名な甘い揚げパン”マラサダ”に自家製ソーセージと目玉焼きをはさんだ甘辛味のマラサダ・サンドウィッチなどユニークなものも。

人気のエッグベネディクトは、ガーリックの香りが食欲をそそる「ショートリブ・エッグベネディクト」（＄15.5）、アジアのスパイスを効かせた「ポークベリー・ベネディクト」（＄15）、フレッシュなケールをふんだんに使った「ベジ・ベネディクト」（＄14）の3種類。濃厚オランディーズソースが苦手という方は、ベジ・ベネディクトがおすすめ。ケールの苦みが加わって、最後まで飽きずに食べられると評判が高い。

ローカル好みの味！モチコチキン＆モチワッフル

せっかくの海外旅行、日本ではなかなか食べられないアメリカ料理を食べたいという方には、アメリカ南部のソウルフードをハワイ流にアレンジした「モチコチキン＆モチワッフル」（＄15）がおすすめ。餅粉を使ったもっちり食感のワッフルに、餅粉でカラッと揚げたフライドチキンを添え、仕上げにベーコンシロップをかけた家庭料理。日本人には馴染みのない組み合わせだが、甘さと塩気のコントラストがクセになる人気メニューのひとつだ。

そのほか、フルーツをたっぷりのせたパンケーキやワッフルといったハワイで食べたいスイーツ、上質なハワイアンコーヒー、自家製ソーダ、フレッシュジュース、カクテルなどのドリンクも充実。ディナータイムにはブランチとは異なる料理が揃っているので、早起きが苦手な方は夕方足を運んでみては。