いまや海外旅行では定番になっているスーパー＆マーケットめぐり。地元密着だからこそ、そこでしか買えないおいしいものや珍しいもの、ローカライズされたものが手に入り、逆にその珍しさに喜ばれることも多い。どちらかというとチープでばらまき用のものを買う人も多いスーパーだけど、ちょっと使いたい日用品などが意外とツボにはまるお土産になったりすることも。そんなハワイならではのお土産を目当てにスーパー＆マーケットに行ってみよう！

Kalapawai Market/カラパワイ・マーケット

カフェやおしゃれなセレクトショップで話題のスポットになっているカイルア。その地で1932年から営業している「カラパワイ・マーケット」は有名な老舗スーパー・マーケット。カイルアに住む住民だけでなくオアフ島に住む人々から愛されてきた店で、ノスタルジックな店内には食料品のほか、生活雑貨をはじめとしたさまざまな商品が並ぶ。

この店でチェックしたいのはオリジナルグッズの豊富さ。店の外壁と同じグリーンを主としたロゴの付いたグッズで、一番の人気はマグカップ。ホワイト、グリーン、ピンク、パープルなど、デザインと色の種類が多く、お土産しても喜ばれる。そのほか、タンブラーや自分使いにもできるエプロン、定番のTシャツ、エコバッグなどアイテムも豊富だ。店のロゴ自体がシックで落ち着いたデザインなので、どんなテイストにもなじむのがポイント。そのほか、麻袋に入ったオリジナルブレンドのコーヒーなどもある。店の奥には、ロコにも人気のデリコーナーがあり、サンドイッチ、ラップサンド、ピザ、サラダなどを販売。テラス席もあるので買い物がてらに味わってみるのもおすすめだ。

Kalapawai Market/カラパワイ・マーケット

住所：

306 S Kalaheo Ave, Kailua.

電話番号：

808-262-4359

営業時間：

6:00～21:00（デリ6:30～19:00）

定休日：

無休

URL：

http://www.kalapawaimarket.com/

 

Celestial Natural Foods/セレスティアル・ナチュラル・フーズ

自然食品を扱うスーパーで、自然派志向の大人たちが多いことで知られるノースショア・ハレイワで1974年にオープンした老舗だ。

小ぢんまりした店内だが、陳列棚いっぱいに並べられた商品の多さに驚く。アメリカでは一般的に売られているサプリメントやナチュラルなシャンプー＆リンス、ソープなどのボディケア関連が特に充実しており、パッケージもシンプルでシックなものが多いので、女子向けのお土産にはぴったり。

食品系の品ぞろえも豊富で、地元農家で獲れた新鮮野菜や果物はもちろん、オーガニックのハーブティやエキストラバージンのココナッツオイル、日本では手に入りにくいキヌアなどのスーパーフードや小豆のパスタなどのグルテンフリーの食材も多く取りそろえる。お菓子類ではカンゾウを使ったグミ状の菓子「リコライズ」やたまり醤油につけた「アーモンド」など、ローフードのスナックも販売。健康志向にこだわった人にはおすすめの商品がそろう。そのほか、店オリジナルのセンスのいいエコバッグやTシャツなどもお土産に最適のアイテムだ。

Celestial Natural Foods/セレスティアル・ナチュラル・フーズ

住所：

66-443 Kamehameha Hwy.

電話番号：

808-637-6729

営業時間：

9:00～19:00（日曜～17:00）

定休日：

無休

 

Whole Foods Market/ホールフーズ・マーケット　カイルア店

高級志向のナチュラル＆オーガニック系食品を扱うスーパー・マーケットで、美容や健康を気遣うセレブやモデルが通うことでも有名。広々とした店内には、新鮮野菜やフルーツ、種類豊富なデリ、体に優しいボディケア＆サプリメントなどがおしゃれに陳列されており、見ているだけでも楽しくなる。

ここでのおすすめは自然派のコスメやボディケア商品。オリジナルのリップクリームのほか、オーガニックケアブランドの化粧品は日本よりも安く買えるのでまとめ買いがお得。かわいいパッケージのシャンプー、リンス、ハンドソープなどもお土産には最適の商品だ。商品がありすぎて迷ったときはプライベートブランドの「365」を見てみよう。

オーガニックの紅茶やクッキー、シリアルなどの食料品以外にも、ボディローションやエッセンシャルオイルなどのケア商品もそろう。厳しい審査をクリアしたUSDAマークがついたオーガニック商品はお買い得なので見逃さないように。また、地産地消の推奨もしており、ハチミツ、コーヒー、チョコレート、バスソルト、ソープなど、メイドインハワイの安心・安全な商品もずらり。日本未上陸のスーパーだからハワイらしいナチュラルなお土産が探せそうだ。

Whole Foods Market/ホールフーズ・マーケット　カイルア店

住所：

629 Kailua Rd. Suite 100

電話番号：

808-263-6800

営業時間：

07:00～22:00

定休日：

無休

URL：

www.wholefoodsmarket.com/

 

Walmart/ウォルマート　アラモアナ店

有名なアメリカンなディスカウント・ストア。ハワイ・アラモアナは24時間365日営業しているので、ハワイ土産を買い忘れた最後の砦として利用価値は高い。

日用品はもちろん、定番土産から実用的土産など、ないものがないといわれるほど商品がそろい、しかも店の売りである「Low Price」なのでワイキキのお店より値段も断然安い。観光客向けにハワイアンな商品もたくさんそろう。例えばタンブラーであれば、ハワイの州花であるハイビスカスをあしらったものやサーフボードなど、ハワイをイメージしたデザインの商品などをそろえる。

そのほか、定番土産のマカダミアナッツ・チョコレートやコナコーヒー、サイズ・デザインもさまざまなTシャツやマグネットなどは、選びきれないほどの商品が並ぶ。また、スキンケア商品も要チェックポイントで、日本では見られないかわいらしいパッケージのコパトーンやBurt’s BEESシリーズのほか、日本未発売のブランド・フレグランスなども扱っている。広い店内は見て回るだけで最低１時間くらいはかかるので、時間を作って出かけるのがおすすめだ。

Walmart/ウォルマート　アラモアナ店

住所：

700 Keeaumoku St

電話番号：

808-955-8441

営業時間：

24時間

定休日：

無休

URL：

https://www.walmart.com/

 

KCC Farmers Market/KCC ファーマーズ・マーケット

カピオラニ・コミュニティ・カレッジの駐車場で開催されているマーケット。ハワイの各地で開かれる数あるファーマーズ・マーケットの中でも最大規模を誇り、出店も100店舗を超えるという人気ぶりだ。

ファーマーズ・マーケットというと農産物の販売が主になるように思えるが、出店する農家さんお手製の加工食品は見逃せないアイテムだ。オーガニックのハチミツやマカダミアンナッツ、ジャムやチップスなど、オリジナル商品には事欠かない。ハワイ産の無農薬でナチュラルな材料を使用しているので、お土産用に購入してもいいだろう。人気店は商品が早めに売り切れてしまうので、気に入ったら即買いするのがおすすめだ。

農家さんが丹精込めて作った食材を使った数々のグルメを食べ歩くのも醍醐味のひとつ。食べ歩き用のフードやプレートランチなどがたくさん並ぶので、気に入ったメニューを見つけて味わってみよう。

KCC Farmers Market/KCC ファーマーズ・マーケット

住所：

Kaiorani Community College Campus in parking, 4303 Diamond Head Rd.

電話番号：

808-848-2074

営業時間：

火曜16:00～19:00、土曜7:30～11:00

定休日：

上記以外

URL：

http://hfbf.org/market/

 

Kailua Town Farmers Market/カイルアタウン・ファーマーズ・マーケット

カイルアで開かれる地元密着型のファーマーズ・マーケット。KCC ファーマーズ・マーケットに比べて規模も小さく訪れる観光客も少ないが、のんびりした雰囲気が魅力的だ。

こちらのマーケットの特徴は出店する店舗がバラエティに富んでいるということ。地元の農産物以外にも地元のアーティストが作成したハンドメイド作品の店までそろう。例えば、ペンダントなどのアクセサリーだったり、ハンドメイドのピロー、ソープ、絵画やコアウッドの作品など、お土産にもできる個性的なアイテムが充実している。グローサリー系ではスコーンや地元のパン屋さん手づくりのパンや焼き菓子、クッキーなども見逃せない。いずれも人気店は売り切れ必須なので、オープンから1時間くらいまでには買い物を済ませたいところ。イートインスペースも充実しているので、ワッフルやバーガーなども着席して食べられるのがうれしい。生バンドの演奏を聞きながら、マーケット滞在を楽しもう。

Kailua Town Farmers Market/カイルアタウン・ファーマーズ・マーケット

住所：

Kailua Town Center, 609 Kailua Rd

電話番号：

808-626-5202

営業時間：

木曜17:00～19:30

定休日：

上記以外

 

上記にあげた場所以外にも、お土産にできそうな商品を販売しているところはあるので、気に入ったお店で探してみよう。お土産といっても、受け取り方が人それぞれになってきている昨今では選ぶのがとても難しいのが現実。スーパー＆マーケットなら商品の選択の幅も広いので、その人に合ったものが選べるのでは。ただし、あまりに商品を爆買いして、地元の人の購入分がなくなってしまった！　なんてことはしないように気をつけて！