コロナ禍で思い浮かべるハワイを代表するビーチ4選
新型コロナウィルスの影響でハワイに行くことがなかなか難しくなっている今、皆さんはハワイのビーチを思い浮かべていませんか。今回は皆さんが今思い浮かべるであろう、ハワイを代表するビーチを4カ所ご紹介します。
ワイキキビーチ/Waikiki Beach
始めてハワイを訪れた人が最初に目にするハワイを象徴する場所が「ワイキキビーチ」です。
すぐ後ろにはワイキキの大通り、カラカウアアベニューがあり、その両脇には高級ホテルやショッピングセンターがたち並び、遠くにダイヤモンドヘッドが見える景色は「ワイキキビーチ」ならでは。
ワイキキの街に沿うように東西およそ3Kmに渡って広がっている、この「ワイキキビーチ」という名前は総称で、このエリアにはそれぞれが名前を持つ8つのビーチがあります。
その中のひとつ、ワイキキの西の端にある「デューク・カハナモク・ビーチ」は2014年には全米ベストビーチにも選ばれています。
このビーチはもともとハワイ王族が所有するビーチでしたが、ハワイ王国が滅亡するとワイキキ初のリゾートホテル「モアナホテル(現在のモアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ)」が誕生。
その後「ピンクパレス」の愛称を持つ「ロイヤルハワイアンホテル」がオープンし、「ワイキキビーチ」は数々のホテルが建設されて行きます。
こうしてワイキキがリゾート化していくと、狭かった「ワイキキビーチ」にカリフォルニアやオアフ島北部のノースショアなどから白砂が運ばれ、整備が進みました。
こうしてハワイで最も賑わうビーチになった「ワイキキビーチ」は、ハワイを訪れた人たちの記憶に残るビーチとなりました。
ワイキキビーチ/Waikiki Beach
- 住所:
- Waikiki Beach, Honolulu
- 営業時間:
- 常時開放
ラニカイビーチ/Lanikai Beach
美しいエメラルドグリーンの海に双子島が浮かんでいる「ラニカイビーチ」は、一度訪れたら決して忘れることのできない美しいビーチです。
ハワイ語で「天国の海」という意味を持つ全長800mの小さなビーチは、ウェストオアフにあるカイルアの、南側に位置するラニカイ地区の高級住宅街に沿って広がっています。
「ラニカイビーチ」はビーチパークではないため、駐車場やトイレ、シャワーなどの施設は一切なく、そこにあるのは美しい自然だけ。
白くてきめが細かく、さらさらとした感触の砂と、モクヌイ島とモクイキ島の2つの島が浮かぶエメラルドグリーンの海、コバルトブルーの空のコントラストはまさに「天国の海」という名にふさわしい景色です。
Dr.ビーチこと フロリダ国際大学のステファン・レザーマン博士が毎年発表している全米ビーチランキングで、「ラニカイビーチ」は1998年と2019年の2度、1位に輝いています。
「ラニカイビーチ」の後ろの丘にある「カイバリッジ・トレイル」、別名「ラニカイピルボックス・トレイル」も、日本人観光客が訪れることの多い人気のハイキングコース。
眼下には緑の木々の向こうに「ラニカイビーチ」を見下ろすことができ、さらにカネオヘからマカプウ方面までのパノラマビューの絶景は、いつまでも強く印象に残ります。
ラニカイビーチ/Lanikai Beach
- 住所:
- Kailua, HI 96734
- 営業時間:
- 常時開放
- 定休日:
- 無休
サンセットビーチ/Sunset Beach
オアフ島のノースショアにあるビーチの中で、最も有名なビーチが「サンセットビーチ」です。
その名の通り日没の時間には水平線に沈む美しいサンセットと、オレンジ色に染まるビーチがロマンチックなビーチですが、見所はそれだけではありません。
さらさらとした白砂のビーチは全長3.2kmにわたるロングビーチで、オアフ島にあるビーチのなかでも長く、日中訪れてもノースショアの美しい海岸線、コバルトブルーに輝く海を眺めることができます。
潮の流れが早く、急に深くもなるため注意が必要ですが、海が穏やかな夏には波打ちぎわで遊ぶ人たちの姿が見られます。
冬になるとノースショアにある他のビーチと同じように北からビッグウェーブが押し寄せ、腕自慢のサーファーがチャレンジする姿を見ることができます。
また周辺には「バンザイパイプライン」や「スリー・テーブルズ」などサーフスポットも多く、サーフィンの国際大会が開催されると、プロサーファーの凄技を見ようとたくさんのファンで賑わいます。
サンセットビーチ/Sunset Beach
- 住所:
- Pupukea, HI 96712
- 営業時間:
- 常時開放
ハナウマベイ/Hanauma Bay
ワイキキの約10km東に位置する「ハナウマベイ」は、3万年以上前に起こった火山活動で形成されたクレーターが波に侵食されてできあがった入江です。
ハワイ王朝時代には王族などしか立ち入ることができない神聖な場所だった「ハナウマベイ」も、今ではハワイを代表する美しいビーチ。
全米ビーチランキングのベストビーチに幾度となくノミネートされ、2004年と2016年の2回、1位に選ばれています。
駐車場の横にある展望所から美しい湾を眺めるだけでも訪れる価値はありますが、「ハナウマベイ」の魅力は、なんといってもハワイナンバー1といわれるその海の美しさです。
1990年代まで「ハナウマベイ」では魚に餌を与えることもできたため水質も悪く、生態系にも影響を与えていました。
これが問題となり「ハナウマベイ」は自然保護区に指定され、数々のルールも設けられました。
入場料が必要なことやビーチに降りる前に教育用のビデオを見なくてはならないこと、そして火曜日を休業日としているのも、すべて美しい湾を守るためのものです。
こうしてかつての美しさを取り戻した「ハナウマベイ」は、子どもでも安全にシュノーケリングが楽しめるハワイ屈指のスポットとして人気のビーチです。
ハナウマベイ/Hanauma Bay
- 住所:
- 7455 Kalanianaʻole Hwy, Honolulu
- 電話番号:
- 808-396-4229
- 営業時間:
- 夏期6:00~19:00、冬季6:00~18:00
- 定休日:
- 火曜
ハワイといえば最初に思い浮かべるのは日本にはない美しいビーチです。
コロナ禍で観光客が減っていたことから、これらのビーチはますます美しくなっているようです。
1日も早くハワイへ行って美しいビーチを楽しめるよう、これまでと変わらずコロナ対策を続けましょう。