ハワイ通になれるヒストリカルスポットのこんなお話

ハワイ通になれるヒストリカルスポットのこんなお話

views:35

太平洋の真ん中にあるハワイはとても興味深い歴史を重ね、日本との関わりが深いヒストリカルスポットも数多くある島です。
今回は、ハワイを訪れる前に知っておいてほしいお話をお届けします。

イオラニ宮殿/Iolani Palace

ホノルルダウンタウンに立っているイオラニ宮殿が、実は2代目だということをご存じでしょうか。
現在のイオラニ宮殿はハワイ王国7代目の国王カラカウアが建てたものですが、初代のイオラニ宮殿を建てたのは3代目カメハメハ3世でした。

カメハメハ3世がこの地に宮殿を建てたのは、ハワイ王国の首都をマウイ島のラハイナからホノルルに移した1845年のことです。
当時同じ敷地内には王族のひとりでハワイ王国の首相だったカラニモクの住居があり、王族の会議場としても使われていました。
完成した宮殿は「ハレ・アリイ(王族の家)」と呼ばれ、次の第4代国王カメハメハ4世にも宮殿として使用されました。

第5代カメハメハ5世は宮殿アリイオラニハレの建設を進めた国王ですが、彼がこのハレ・アリイを弟のカメハメハ4世の聖名イオラニにちなんで「イオラニ・パレス」と改称します。

第7代国王カラカウアの時代になると、初代イオラニ宮殿は老朽化とひどい白アリ被害のため取り壊されます。
1882年、カラカウア王は同じ敷地内に最新の設備を施した新しい宮殿を建て、古い宮殿と同じ名前を付けました。
その建物が今もダウンタウンにあるイオラニ宮殿です。

イオラニ宮殿/Iolani Palace アクセス+店舗情報

イオラニ宮殿/Iolani Palace

住所:
364 S.King St., Honolulu
電話番号:
808-522-0822
営業時間:
9:00~16:00
定休日:
日曜
URL:
https://www.iolanipalace.org/

ハワイ・プランテーション・ビレッジ/Hawaii’s Plantation Village

オアフ島南部の街ワイパフにある「ハワイ・プランテーション・ビレッジ」は、ハワイに移民してきた人たちが生活していた施設を再現した歴史的展示施設。
サトウキビ産業を支えるために本土から渡った日本人移民をはじめ、沖縄からの移民、中国やポルトガル、フィリピンなどから集めた移民労働者たちの、当時の住居や生活必需品などが見学できる施設です。

ハワイへの移民が始まったのは、第3代ハワイ王国国王カメハメハ3世が土地の個人所有を認めたことがきっかけです。
豊富な資金を持つ白人たちはより広い農地を手に入れ、サトウキビの大規模栽培をはじめましたが、労働力となるネイティブハワイアンは白人たちが持ち込んだ病気によって人口が減少。
ハワイ王国は移民の受け入れを決め、1858年に195人の中国人を最初の移民として迎え入れました。

その後、明治元年(1868年)、最初の日本移民「元年者」153人が、無許可のままハワイへ渡りました。
さらにその17年後、明治政府に認められた官約移民がハワイへ渡りましたが、これは世界一周旅行の途中に日本を訪れた第7代ハワイ王国国王カラカウアの要請によるもの。

こうして排日移民法でハワイへの移民が禁止されるまで、およそ20万人もの日本人が移民としてハワイに渡りました。

ハワイ・プランテーション・ビレッジ/Hawaii’s Plantation Village アクセス+店舗情報

ハワイ・プランテーション・ビレッジ/Hawaii’s Plantation Village

住所:
94-695 Waipahu St., Waipahu
電話番号:
808-677-0110
営業時間:
10:00~15:00
定休日:
日曜
URL:
http://www.hawaiiplantationvillage.org/

モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ/Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa

「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」は、ワイキキのファーストレディと呼ばれる優雅で気品のあるホテルです。

このホテルが立っている場所はもともとハワイの王族やキャッスル家、ヒュースタンス家、ピーコック家といったオアフ島の裕福な一族たちが別荘を所有していた土地。
ワイキキでリゾートホテルの開発をしていたウォルター・ピーコックも別荘を持っており、その土地にモアナホテルを建設するための会社を設立しました。

モアナホテルが完成したのはハワイがアメリカの領土になった翌年の1901年のこと。
当時はまだ現在のホテルの中央にあるヒストリック・バニアンウイングだけの建物でしたが、オアフ島で初となる大型ホテルで、その宿泊費は一泊$1.50と伝えられています。

その後ヤングホテル社による買収を皮切りに、モアナホテルは買収と増築が繰り返され、現在のダイヤモンドウィングを所有していたサーフライダーホテルが加わります。
さらに西側にタワーウイングが建設されるとホテルは今日と同じ姿となり、その名もシェラトン・モアナ・サーフライダーとなりました。

今でもホテルの中を歩くと思わぬところに段差を補う階段が設けられており、後からタワーが増やされたことが分かります。

モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ/Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa アクセス+店舗情報

モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ/Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa

住所:
2365 Kalakaua Ave., Honolulu
電話番号:
808-922-3111
営業時間:
チェックイン:15:00~ チェックアウト:~11:00
URL:
https://www.moanasurfrider.jp/rr_packages.htm

アリゾナ・メモリアル/USS Arizona Memorial

パールハーバー(真珠湾)は私たち日本人が歴史を習う上で、一度は聞いたことがある地名ではないでしょうか。
そのパールハーバーに眠る軍艦アリゾナ号とその乗組員を追悼する「アリゾナ・メモリアル」は、パールハーバーを象徴するスポットになっています。

2016年12月27日、この地で日本の現職の内閣総理大臣とアメリカ大統領が共に慰霊に臨みました。
この歴史的なニュースを覚えている方も多いでしょう。

なぜ、日本軍はパールハーバーを攻撃したのでしょうか。
当時日本軍は中国大陸への侵略を始めていましたが、これを警戒したアメリカが日本への石油の輸出を完全にストップさせました。
これに対してどうしても石油が欲しい日本は、ワシントンで石油輸出の交渉を行うものの決裂します。

日本はアメリカから戦争を仕掛けられる前に、アメリカが戦意を無くすほどの攻撃を行い和平に持ち込もうと考えます。
こうして、アメリカの攻撃の要である空母が集結していた真珠湾の攻撃が決行されました。

現在記念館となっているアリゾナは、当時パールハーバーに停泊していた艦船で最も被害が大きかった戦艦です。
記念館とともに見学できるビジターセンター内の資料館には、当時の写真や遺品も展示されており、改めて平和の大切さを感じさせてくれるスポットです。

アリゾナ・メモリアル/USS Arizona Memorial アクセス+店舗情報

アリゾナ・メモリアル/USS Arizona Memorial

住所:
1 Arizona Memorial Place, Honolulu
電話番号:
808-422-3399
営業時間:
8:00~17:00
定休日:
無休
URL:
https://www.nps.gov/valr/index.htm

 

自然が豊かで、笑顔があふれるハワイは、いつ訪れても素敵な場所。
ハワイの歴史や文化を深く知れば、旅がもっともっと思い出深くなるでしょう。
この機会にハワイの歴史に興味を持ってみませんか。
これまで知らなかったハワイを発見できるかもしれませんよ。

関連する記事